2009年11月9日月曜日

イタリア紀行(アマルフィ編3)

ラヴェッロの最大の見所「ヴィラ・チンブローネ」は、往年のハリウッド人気女優のグレタ・ガルボが1938年に愛しい人と1ヶ月間滞在したホテルとして有名です。その一番奥にある庭園「無限のテラス」は、まさに天空のテラスでした。350mの切り立つ断崖上にあり、眼下に地中海のサレルノ湾と沿岸の壮大なパノラマが楽しめます。(私達が泊まったアマルフィのホテルも見えました)。70年前、かのグレタ・ガルボは、ロマンスの噂が飛び交った世界的な指揮者と朝夕この美しい庭園を2人で腕を組んで歩き、抱擁を交わした事でしょう。
白い胸像が並ぶ「無限のテラス」、眼下に広がる地中海の絶景に酔う。下の写真は「エルメスの休憩」ブロンズ像(ナポリ王立美術館蔵の複製)
ラヴェッロ随一を誇るテラスの景観に満足した後、テラスの胸像に見送られながら庭園をぐるりと回る小道を行くと「エルメスの休憩」像がある展望台へ出ます。
ここには、「チャタレー夫人の恋人」を書いたロレンスの碑あるそうですが私達は、残念ながら見逃しました。

「ヴィラ・チンブローネ」を見た後に、突然の雨が振り出し、小降りになるのを待ったが、段々降りが大きくなり出したので残念ながらラヴェッロと分かれる事にしました。帰りのバスの切符場が、往きと同じく分からず苦労しましたが親切な女性に助けられ、アマルフィへ戻りました。
こうしてラヴェッロ観光の一日が終わりました。明日は、アマルフィとお別れの日です。



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