2017年6月22日木曜日

「平和の俳句」に掲載されました。

北陸中日新聞「平和の俳句」に、我が拙句が掲載されました。
   「避難指示解除の村に春一番」
いつの間にか 忘れられていく戦争の記憶。福島の悲劇・・・。
ささやかに、自分なりに平和とは何か? を考えさせてくれる「平和の俳句」。
今後も出来る限り投句したいと思います。







2017年6月10日土曜日

墨絵の世界「中国・桂林川下り」紀行−4。

5月31日、桂林最後の日:市内観光へ。

今日は、バスで まず世界遺産の鍾乳洞へ。約3〜4万年前に形成されたとされる穿山山腹にあり 全長1531m、もっとも高い所で約30m。ライトアップされた岩洞内の鍾乳石奇観は少々不気味でした。
暗い鍾乳洞を出ると正面に塔山が静かに佇んでいました。その後、桂林動物園へ行きましたが目玉のパンダが貸出しで居ず、ガッカリ。(苦笑)
ツアーの皆が疲れを訴え、市内でゆっくりする事になり、元気な人は繁華街見物へ。私はもう疲労困憊、喫茶店で2時間近く粘りなした。(苦笑)夕食後、桂林空港から上海へ。静かに上海空港近くのホテルでお休みです。
桂林最後の日は、こんな風に特筆することもなく暮れました。

朝:ホテル出発、市内観光へ。

ライトアップされた岩洞内の鍾乳石奇観

塔山が静かに佇んでいました。

桂林市内の繁華街で。


桂林空港から上海へ。
搭乗ゲートがいつの間にか案内無しで変更になり、
もう少しで空港で夜明かしになるところでした。
(こんな所は、中国もう無茶苦茶不親切)

さあ、明日は帰国。朝早く小松空港へ。
とにかく老の身に応えた今回の旅。中国は道にゴミが落ちてなく、思ったより綺麗な国。そして、Facebookが禁止の国。色々矛盾に満ちた国。そんな色々考えさせる国でした。
拙い桂林紀行を最後までお読み頂き、感謝申し上げます。

6月1日、泊った上海空港近くのホテル。

朝食のバイキングレストラン。

今回の中国旅行で家内にお土産に買った銘茶。
これ1個のみのお土産でしたが、美味しく喜んでくれました。





2017年6月7日水曜日

墨絵の世界「中国・桂林川下り」紀行−3。

5月30日の夜、華やかな「ナイトクルーズ」へ。

桂林は、中国を代表する国際観光都市。夜はカラフルにライトアップされ、昼とまったく違う街に変身。今回は宿泊ホテル前の『日塔・月塔』近くから乗船、四つの湖を巡る「桂林四湖ナイトクルーズ」。
出発すると輝く塔や世界各地のものに似せた橋などの傍や下を幾つも通り過ぎて、往復して戻ってくるコースです。遊覧時間約1時間。「水の都」としての一面を持つ桂林の魅力を充分愉しんだナイトクルージングでした。


クルージング出発場

クルージング出発場前にある「日塔・月塔」。
日月両塔は、湖の中心に建てられており「日塔」は銅で作られ9階建。
それに対し「月塔」はガラスで作られ 7階建。
両塔は、世界で最高の銅塔、最高の銅の建築物、最高の水の中の塔という
三つの栄誉を持っています。

世界各地のものに似せた橋が幾つも・・・。
下の橋は凱旋門そっくり。


船の引き返し点では、女性太鼓のショーが華やかに!
レーザー光線で音響も強く見応えがありました。

途中で鵜飼いショーを観賞。

ガラス造りの輝く橋。

やはり途中のライトアップされた建物内で、
女性バンドが演奏と踊りをやっておりました。

ナイトクルーズを終え、陸に上がったら
若者達が演奏会を夜中までやっておりました。

石で創られた珍しい豚の車止めでパチり。

こうして『ナイトクルーズ』終了。明日は、桂林最後の日となります。

(桂林紀行−4へ続く)



2017年6月5日月曜日

墨絵の世界「中国・桂林川下り」紀行−2。


旅行3日目:5月30日。今日は、待望の桂林観光ハイライト「漓江下り」。


桂林から陽朔まで約100㎞を約4時間かけて漓江を船で下り、漓江沿いの桂林の風景を楽しむコース。 途中、ハイライトの一つである黄布倒影(人民元20元札裏面の場所)を通過する時は、全員が写真撮影を始めるので船のデッキは大混雑。
ただ、想像していた墨絵の世界は、昼では不可能だと分かりました。 山水画に観る幻想的な朝もやシーンを見たかったら、途中の興坪に宿泊し 朝4時頃 出掛けるしかありませんね。(苦笑)
でも、客船もカーテン付きで客席も革張り。快適な川下りで、美しく景色の連続を充分楽しみました。お陰で昨日の疲れも忘れ 癒されました。


朝8時ホテル出発。(客室からの眺め)

川下りの客船は、思っていたより立派。

いよいよ川下りの始まりです。

窓も大きく、カーテン付きで客席も革張り。
船内でランチも頂きました。

デッキで川風に吹かれて川下りを満喫。


漓江下りで有名なスポット「黄布倒影」。
人民元20元札紙幣の裏面に描かれた場所として有名。




こんな山水画に観る幻想的な朝もやシーンを見たかったら、
途中の興坪に宿泊し 朝4時頃 出掛けるしかありませんね。(苦笑)



途中、沢山の筏舟とすれ違いました。
筏舟は、ほぼ水面の高さから景色を見れるので迫力が違うと思います。


漓江下りの終点は陽朔。午後2時頃到着。

賑やかな陽朔の街では、お土産屋さんを冷やかしながら自由時間を充分楽しみました。
その後、バスで文人墨客を魅了した「高田郷と山腹に月のように丸い穴が空いた「月亮山」を見て桂林市へ帰ってきました。

陽朔のオシャレな西街レストランストリート。

陽朔のメインストリート。賑わつており一日中楽しめる街が陽朔です。

警察の交番もこんなにユニーク。

山腹に月のように丸い穴が空いた「月亮山」


さあ、今夜は 光り輝く「ナイトクルーズが待ってます。

                 (紀行-3に 続く)














2017年6月4日日曜日

墨絵の世界「中国・桂林川下り」紀行−1。

5月28日から「桂林・陽朔と龍勝 5日間へ行って来ました。
今回は、以前から憧れていた墨絵の世界「中国・桂林川下り」と「龍脊 棚田がメイン。
でも 男2人で無粋な5日間の旅でした。(苦笑)

ただ、飛行機の接続が悪く、上海乗換で5時間待。出発が遅れ桂林空港着が真夜中の2時。ホテルで寝たのが3時。3時間の睡眠で起床が6時。(涙)


今回の連れの友人と上海空港内レシトランで夕食。

深夜2時、桂林空港着。もう人も居なく寂しげ。

宿泊は、五つ星ホテル「桂林漓江大瀑布飯店」
流石に立派。でも、ホテルをゆっくり楽しむ時間なし。


初日 (29日) の観光が世界遺産「龍脊 棚田」。気温33度。1時間かけて高地への登り。もう老体に最悪! 途中で引返そうとしたら、昼食が登り詰めた少数民族の村だそうで、もうへとへとで辿り着きました。
「龍脊 棚田 (龍の背の千枚田) 」は、流石 人気スポットだけに観光客も沢山。その壮大さに感嘆。無理して来た甲斐がありました。

29日 朝6時起床、客室からの眺め。

ホテルの巨大な吹抜けとシースルーエレベータ。
朝食後、いよいよ出発。

ホテルからバスで3時間。ようやく辿り着いた世界遺産「龍脊 棚田」観光の入口。
ここから徒歩で1時間の登りです。

登りの途中、売店で買った写真集「龍脊魂」の中のベストショット。
(撮影者:李氏)
650年の歴史、人々の長い時間の努力が生み出した美しい宝です。

登りの途中の展望スポットで。
この展望台から無限に広がる曲線美と躍動美に満ち溢れた棚田が観れます。
龍脊棚田は桂林市から80㎞、龍脊山を中心とした山岳地帯に開拓され
「世界の棚田の冠」と称えられています。

辿り着いた少数民族の村。ここには、漢民族によって
山奥まで追い詰められた少数民族の悲哀が・・・。

路上で豚を村人が解体していた。

村の観光インフォメーション看板。
百年古屋とは、良い表現と感心。


棚田観光後、ホテルへ戻り、夜は市内の「山水風情藝術ショー」へ。
中国雑技団を芸術的にショー化した華やかな舞台でした。
こうして疲れた第1日目は暮れました。

「山水風情藝術ショー」の劇場外観。




公演後、出演スターとの記念写真タイムがあり1枚。
華やかに疲れた初日でした。(苦笑)

(紀行-2に 続く)