2012年5月24日木曜日

DaiGoメンタリズムショー&ディナー。

DAIGOメンタリズムによる驚異的なスプーン曲げやフォーク曲げがテレビ番組で話題を呼んでいるそうですが、私は正直知りませんでした。(冷汗)
そのチラシ&ポスターのデザインを依頼され、慌てて調べました。スプーン曲げやフォーク曲げは、視聴者の目前であっという間に実現して、また元に戻せるということで驚異的なパフォーマンスだそうです。メンタリズムとは、聞きなれない言葉ですがファンダメンタリズム (fundamentalism)すなわち原理主義が表記的に近いもので、宗教分野の言葉であり「メンタリズム」自体は造語の一種と思われます。DaiGoさんのブログの自己紹介欄には、「メンタリスト/催眠・科学・心理学などを利用し、超常現象を再現するメンタリズムを行う」とありました。(さっぱり?)

こんな本も出版されております。
「人の心を自由に操る技術 ザ・メンタリズム(DVD付き)」

●DaiGoさんに興味のある方は、
 公式オフシャルサイトhttp://www.daigo.me/ へ。

2012年5月21日月曜日

石川グリーンタクシーをご存知ですか?

最近よく見かけるようになった石川グリーンタクシー。8年前に私が車両デザインをさせて頂いたものです。発足当時は、5台でしたが この8年間で20台に伸ばされました。自分のデザインしたタクシーが、どんどん街中で増えて行くのを見ると嬉しくなります。
先日も出勤時の私の車と一緒になりましたが、申し訳ないのですが、まだ一度も乗った事がありません。金沢で仕事をしていると自家用車が手放せませんので、タクシーを利用する事がほとんどないからです。(苦笑)皆さんどうかタクシーご利用の時は、ぜひ石川グリーンタクシーをご利用してやって下さいませ。

2012年5月14日月曜日

一乗谷・朝倉氏遺跡紀行。

薫風に誘われるように昨日、福井・一乗谷 朝倉氏遺跡を訪ねた。
今から約400年以上前の1573年に織田信長の軍勢によって攻め滅ぼされるまで、5代約100年余にわたって越前の戦国大名・朝倉氏一族が華やかな文化を咲かせた都の跡です。夢の跡と言ってもよいかもしれません。
栄華を極めた城下町を再現した「復原町並」で抹茶を楽しみ、しばし朝倉一族の栄枯盛衰を偲びました。
なお、上の写真の場所は、平成22年1月にソフトバンクのCM撮影された処で、ご覧になった方もいらっしゃると思いますが、雪の武家屋敷道を樋口可南子さんとお父さん犬が歩くシーンです。
            そのシーンのポスター。

土塀通り添いには、武家屋敷以外にも商家や職人等の町家もあります。(写真は染物屋)
何しろ最盛期には、この山の中の一乗谷に約1万人が住んでいたそうです。そして、京都のような町並みが整備され、戦乱の世の中で平和を保ち、京都から公家や学者・医者・僧侶等文化人を招き、華やかな文化を開花させていました。

    最後に一句、「松風に 栄華のざわめき 一乗谷」 呂修


※朝倉氏遺跡では、「復元」でなく「復原」と云う漢字を使っています。これは、発掘された遺構に基づいて、出土遺物や文献調査によってできるだけ忠実に復原している為です。
なお「復元」は、ある程度 想像を交えて復元する場合に使います。

※一乗谷 朝倉氏遺跡に興味のある方は、
http://www.city.fukui.lg.jp/d620/bunka/iseki/ を。

2012年5月5日土曜日

能登・珠洲紀行-2。

珠洲での2日目は、友人の珠洲焼 陶芸家・篠原敬さんの奥さんが運営する「Gallery 舟あそび」へ。篠原さんとのお付き合いは、まだ有名でない若い頃、作品を見て好きになり2〜3点買い求めた時からです。作品と同じく、今も偉ぶることもない温かい人柄に惹かれます。

      ギャラリスト舟見有加さんとGallery入口で。

奥さんの舟見有加さんは、壊されるところだった古民家を買い取り、コツコツ修理して「Gallery 舟あそび」にしたそうです。篠原敬さんの作品の他、金工、ガラス、陶器など、県内外の作家さんの作品が並んでいます。
訪れると丁度 企画展「春の舟あそび~美しいものを手から手へ~」のOPEN 初日で、有加さんが笑顔で迎えて下さいました。ゆっくり拝見した後、木目の美しい板器を2点買い、美味しい二三味珈琲をご馳走になりGallery を後にしました。

金沢への帰路は、曽々木〜輪島〜大沢と「輪島観光ポスター3連作」の世界を久しぶりに味わいながらの小旅行でした。

●「Gallery 舟あそび」に興味のある方は、http://f-asobi.com/ を。


2012年5月2日水曜日

能登・珠洲紀行-1。

先日、能登・珠洲市の日本画家・勝田深氷氏(伊藤深水氏の息子さん)より、GW中に一度遊びに来ませんか? とお電話頂き4月30日〜5月1日と一泊予定で出かけた。
丁度、永年の友人 挿絵画家・西のぼる氏の個展「美しい能登・世界農業遺産を描く」が近くの“ラポルトすず”で開催されているので、それも楽しみで出かけた。


     会場の「ラポルトすず」は、あまりにモダンで
     これが能登? と思わず・・・。

西さんは、珠洲市出身でイラストレータから挿絵画家へ転身し、見事成功された方です。今では、歴史小説挿絵の第一人者として大活躍中です。今回の個展は、能登半島の先端で里山里海と共に生きる人々の情景を描いた絵を中心に、これまでの挿絵原画が展示されていました。
テーマの「世界農業遺産」は、能登半島の古くからの営みが「能登の里山里海」として昨年6月 世界的に重要な農業遺産として、国内で初めて認定されたのを受けてのものだそうです。
また西さんは、仕事のほとんどが東京からの依頼ですが 今も石川県白山市に住み制作を続けられており、県内のアーティストにとって心強い存在です。

そして、かって西さんがイラストレータ時代に、私がデレクション、西さんがイラスト担当し、2人で沢山の観光ポスターを制作した事を懐かしく思い出しました。

   お互いが若い頃、私がディレクション、西さんがイラストを担
   当、2 人で制作した輪島の3連作観光ポスター「大沢の間垣」。
     (3連作中このポスターコピーのみ、出島二郎氏制作)

   西さんの沈金を思わせるイラストを最大限に生かして
   デザインした輪島の3連作観光ポスター「輪島の朝市」。
    (アートディレクション、デザイン、コピー制作も小川 )

   波頭が弱いと言って、西さんに描き直しを頼んだ
   思い出深い輪島の3連作観光ポスター「曽々木の窓岩」。
    (アートディレクション、デザイン、コピー制作も小川 )


●西のぼるさんの個展に興味のある方は、
http://www.tis-home.com/noboru-nishi/news