2010年10月31日日曜日

友人の古裂ちりめん展。

昨日、友人の奥さんの創作した「古裂ちりめん展」を見に行った。
江戸・明治・大正時代のちりめんで仕上げた、干支の正月飾りなどが楽しく語りかけてきた。趣味で古裂ちりめんの作品創りを楽しんでいるのは、前から知っていたが こんなに優雅で楽しげなものなんだと、あらためて感動しました。
        会場入口で迎えてくれた裃姿の猫人形。

           来年の干支の兎人形たち。
          金沢らしい落雁のお菓子たち。

11月1日まで、めいてつ・エムザお客様サロンで開催されていますので、ぜひ興味のある方は見に行って下さいませ。

2010年10月18日月曜日

只今、俳句に熱中。

先月から俳句を始めた。
最初は、句会をやっている友人に誘われて、しぶしぶ参加したのですが今は、少しハマり気味になりました。
歳を重ねたゆえ、無言館へ行ったり 俳句を創ったり、そんな気持ちになるのでしょうか・・・。自分でも驚いています。
先月の初参加の俳句は、下記の3句です。
兼題が「月」でした。ご笑覧のほどを。


今月20日にも句会があり、兼題が「紅葉」なので
下記の3句を出すつもりです。イカガでしょうか?

2010年10月15日金曜日

賀谷セロファンのパンフレット。

            パンフレットの表紙

金沢の老舗グラビア印刷会社「賀谷セロファン株式会社」が、長野営業所を開設した機会にパンフレットを一部リニューアルしました。
数年前に私がデザイン提案したものですが、この不況時に営業所を新設したり、新工場の建設など大変元気がある会社です。数年前から印刷会社からトータルプロデュース会社へと転換を図り、その効果が段々出て来ているのでしょう!
私も大いに頑張らねばと元気を貰いました。

            パンフレットの見開き

賀谷セロファンに興味のある方は、http://www.kayanet.co.jp/

2010年10月13日水曜日

五福餅の小世界。


金沢の和菓子屋「清香室町」さんの新商品「五福餅」が完成した。
イラストは、輪島の漆工芸作家・西塚龍さんに描いてもらい、私がパッケージデザインしました。イラストの「童子と梅」は、梅開五福と云い「寿・富・健康・徳・生命」の意味を持っています。
石川県産のさつま芋入りの餡を、きなこ餅でやさしく包んだ和菓子です。
どうか、美味しい五福餅の小世界をお楽しみ下さいませ。


「清香室町」さんに興味がある方は、
http://www.seika-muromachi.com/index.html 

2010年10月5日火曜日

感動の奈良少年刑務所詩集。

2005年 泉鏡花賞受賞作家の寮美千子さんが編纂された「奈良少年刑務所詩集」を読んだ。表紙には「空が青いから白をえらんだのです」という1人の受刑者の詩が大きく書かれています。
初めは、何と単純な詩だろうと思いましたが、寮さんのこの詩の生まれた背景と感想を読み感動しました。この詩集は、奈良少年刑務所の更生教育である「社会性涵養プログラム」から生まれた作品を中心に編んだものだそうです。ぜひ、皆様もお読み下さい。お薦めいたします。



「詩など、ほとんど書いたことのない彼らには、うまく書こう、という作為もありません。だからこそ生まれる、宝石のような言葉たち」
さらに寮さんの言葉は続きます「あたりまえの感情を、あたりまえに表現できる。受けとめてくれる誰かがいる。それこそが、更生への第一歩です。受刑者たちの心の声に、どうか耳を傾けてみてください」と・・・。

ご参考に:blog.hullz.net/?eid=984447.webloc