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2020年2月17日月曜日

アカデミー賞受賞映画「パラサイト 半地下の家族」

昨日、アカデミー賞受賞映画「パラサイト 半地下の家族」を観た。
さすがアカデミー賞効果で映画館に久しぶりに人が溢れていた。私も野次馬でその中の1人(苦笑)。
丘の上の大邸宅に暮らす上流家族と 対照的に暗い半地下で暮らす下層家族。 “貧富の格差”がテーマで 最初 黒澤監督の「天国と地獄」を思い出したが、全く違いブラック・コメディ仕立ての悲喜劇。失業中の家族4人が金持一家のパラサイトになる話だが、「万引き家族」にも通じる 犯罪者だけど共感せずにいられない、そんな不思議な映画だった。
ポン・ジュノ監督は、この映画で お金持ちもパラサイト(寄生虫)なんだと。つまり お金持ちというのは、貧しい人々に“寄生”して労働力を吸い上げている。お金持ちは、貧しい人たちの労働に“寄生”している・・・そういう意味合いもあると。このコメントにも納得した。


2016年3月25日金曜日

映画「蜜のあわれ」試写会へ。

昨夜は、金沢21世紀美術館で開催された映画「蜜のあわれ」試写会へ。
一部は、4月1日の映画公開を記念して石井岳龍監督と大杉漣氏によるトークショー。二部は、映画上映。シナリオを読んでいたので、なるほどこんな映像になったのか〜と興味深く観賞しました。
●現在、室生犀星記念館で開催中の企画展「蜜のあはれ」も皆さん、ぜひ観賞して下さいませ。

石井岳龍監督と大杉漣氏によるトークショー。

先日、北國新聞に掲載された室生犀星記念館・上田館長の寄稿文。

21日に掲載された室生犀星記念館の半五段広告。
私がデザインさせて頂きました。

過日、北國新聞に掲載された室生犀星記念館企画展「蜜のあはれ」記事。 

2016年2月19日金曜日

室生犀星記念館「蜜のあはれ」B2判ポスター & A4チラシが完成。

室生犀星記念館「蜜のあはれ」B2判ポスター & A4チラシが完成。犀星晩年の幻想小説「蜜のあはれ」。全編が会話のみで構成され、妖しくもみずみずしいこの幻想小説は、発表から半世紀以上を経た現代においても少しも色あせず、濃厚な色彩を放っています。これまで何度も朗読劇やラジオドラマなどで演じられてきましたが今春、犀星も望んだ映画化も初めて実現しました。映画ポスターと並列で貼られる事もあるので、企画展ポスターのデザインする時 プレッシャーが強かったです。 
●展覧会は:28年3月12日〜平成28年6月26日まで。
●映画は:28年4月1日〜全国公開

私のデザインした室生犀星記念館企画展「蜜のあはれ」チラシ。


私のデザインした室生犀星記念館企画展「蜜のあはれ」ポスター。

映画「蜜のあわれ」ポスター&ちらし。
映画タイトルは「あはれ」でなく、現代風に「あわれ」に変えられています。






2013年12月24日火曜日

映画「永遠の0」に泣いた!

昨日、映画「永遠の0」(山崎貴監督)を観た。 
老人になって涙もろくなったせいか、泣きました!
戦争ドラマにしては、若いカップルが多く、映画が終わりエンディングの曲が流れても、珍しく 誰も立ち上がりませんでしたね。



発行部数400万部を超えるベストセラー小説「永遠の0」(百田尚樹さんのデビュー作)を映画化したものですが、私は恥ずかしながらその本すら知りませんでした。
戦争ドラマは、強い英雄を描くものが多いのですが、この映画は「臆病者」「海軍の恥さらし」と云われながらも、死ぬ為でなく 生きる為に戦い続けた零戦パイロットを通して、愛を描いた珍しいものです。
祖父の歴史を調べる孫の視点で、現代と過去を交錯させながら進行していく手法も、若い方々に分かりやすく、好評なのかも知れませんね。



真珠湾攻撃で零戦が華々しく活躍した1941年は、私が生まれた年でもあります。
孫を持つ身になった今、若い方々にぜひ観て頂きたい反戦映画だと思います。



●映画に興味のある方は、http://www.eienno-zero.jp/index.htmlを!








2013年12月20日金曜日

加賀藩を舞台に描く映画「武士の献立」。

先日、江戸時代の加賀藩を舞台に描く映画「武士の献立」を観た。
“刀”ではなく“包丁”で藩に仕え、“料理”で動乱を乗り越えた実在の家族のドラマです。
和食が世界無形文化遺産に登録された今 興味深く、ちょっぴり涙もあり、
チャンバラも無い時代劇が こんなに魅力的なドラマになるのに感心しました。
それにしても、上戸 彩さんは可愛い!!!


(写真は、映画「武士の献立」の1場面)

石川県の名所も随所に出て来ますし、石川県人には、お薦めの映画です!







2012年3月28日水曜日

今、こんな首相がほしい!

先日、映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(原題:The Iron Lady)を観た。
英国史上初の女性首相として、強力なリーダーシップを発揮したマーガレット・サッチャーの政治家としての栄光と挫折、妻や母の顔、老いをも描く人間ドラマです。主演のメリル・ストリープに今年のアカデミー賞最優秀主演女優賞をもたらした作品ですが、この演技を観たらアカデミー賞主演女優賞は納得である。
映画の中でサッチャーは「最近の人々は、口ぐちにどう感じるかと言う事ばかり気にするが、人間はどう考えるかが大事な事だ」と主張する。その人間がどう考えるか、それこそがその人間の生きる価値と原動力になると。どんな圧力にも屈せず、国民の為に自分の信念を貫く姿を見て、今も日本にもこんな首相がいて欲しいと、つい思ってしまった!

写真は、すべて公式サイト「http://ironlady.gaga.ne.jp/」から

2011年12月26日月曜日

戦争をテーマにした映画2つ。

今年の師走になって、珍しく2週続けて映画を観た。
(写真は、いずれの映画も公式サイトより)

まず、先週の日曜日:日本映画界 最高齢99才の巨匠・新藤兼人監督の「一枚の葉書」を観た。
泣いた。心から泣いた。戦争が個人にとってどれだけ理不尽で、過酷なのものかが心を打つ。そして、監督自ら「映画人生最後の作品」と語るこの映画は、たくましく生きる美しいラストシーンに「希望と再生」へのメッセージが込められているのだと思う。

     主演の大竹しのぶが、胸を打つ迫真の演技をみせる。

●映画に関心のある方は、公式サイトhttp://www.ichimai-no-hagaki.jp/ を!


続いて、今週の日曜日、映画「連合艦隊司令長官 山本五十六」を観た。
あの太平洋戦争・真珠湾攻撃から今年の12月で70年目を迎えます。私はその年に産まれた。だから私も70才。どうしても気になる映画でした。

映画としては歴史にもとずく為、教科書的にならざるを得ないのか、期待したほどではなかった。でも、山本五十六が世論を煽り 戦争を煽るメディアを痛烈に批判してたのが、今の原発問題にも通じて見えてた。また、マスコミ 及び それに踊らされた国民の軽佻浮薄さを批判視点で描いたのも新鮮だった。そして、開戦を煽っていた新聞記者(香川照之)が、敗戦後しゃあしゃあと民主主義の記事を書いてるところが、皮肉にも一番印象に残った。マスコミ人に ぜひ見て貰いたい映画ですし、国のリーダーも私達も、歴史からもっと学ぶべきと痛感した。

この映画で、山本五十六が日本海海戦で左手の指2本無くしている事も初めて知った。それにより日本の傷痍軍人第1号だそうです。

●映画に関心のある方は、公式サイトhttp://isoroku.jp/index.html を!

2011年10月17日月曜日

結婚43年周年と映画「猿の惑星 創世記」。

10月15日は、結婚43年周年記念日だったので2人でレストランへ食事に出掛けた。43年間には、色々波乱もあり危機もあったが、何とかこうして続いた事をお互い苦笑しあった。
    写真は3年前、結婚40周年を迎えた時、ハネムーンに行った
    十和田湖へ再びセンチメンタルジャーニィした時のもの。

食事の後、 2人で話題の映画「猿の惑星 創世記」を観た。
衝撃的なラスト・シーンが未だ色褪せない1968年 (偶然にも結婚した年) の名作『猿の惑星』。今回は現代のアメリカを舞台に、如何にして高度な知性を持つ猿が誕生し、人類文明が何故崩壊したのかという“起源“を描き出す仕掛けになっている。
生命より経済優先の現代への警鐘。まさに今の時代に自省を促す映画では・・・。家内はよく泣いていたが、私は最初の『猿の惑星』の続きとしてうまく出来ていると感心していました。
映画が終わった後、出口で知人のコピーライターも観に来ていた事を知り、久しぶりに近況を話して別れた。
    映画の写真は、いづれも「猿の惑星 創世記」公式HPより。

映画に興味のある方は、
http://www.foxmovies.jp/saruwaku/ を!

2011年8月8日月曜日

涼しさ求めて信州紀行。

涼しさを求めて信州を旅した。
まず、斑尾高原のラベンダー畑へ。でも想像していたほど広くもなく、また蒸し暑く、そんなに涼しくもなく少し期待はずれでした。

           斑尾高原のラベンダー畑にて。              斑尾高原のチャペル。

次に、大王わさび園へ。そこは、丁度 TVの朝ドラ「おひさま」で信州ブームになっているのか、観光客で溢れかえっていた。大型観光バスが行列をつくり、かっての静かなわさび園が夢のようでした。
夢と云えば、かって黒沢監督が映画『夢』で描いた水車小屋周辺も大勢の人が群らがっていました。

      黒澤明監督の映画『夢』に出て来た水車小屋付近。
      川には、ボートやカヌーが沢山かけ声かけて遊んでいた。

そう云えば 今、黒澤明監督の遺した映画『夢』のエピソードの一つが「まるで今の日本の現状を予期していたかのようだ……」と話題を呼んでいる。 話題になっているのは、原発の恐怖を描いた『赤富士』です。 このストーリーは、寺尾聰が演じる主人公が 「何があったんですか !?」と逃げ惑う大勢の群衆をかき分けて行くシーンから始まる。 目の前に真っ赤に燃えた富士山、そして根岸季衣が演じる子連れの女性が「あんた知らないの? 原発が爆発したんだ」と話す。
「原発は、安全だ!危険なのは操作ミスで、原発そのものに危険はない。 絶対ミスを犯さないから問題はない、とぬかしたヤツラは許せない!」などと根岸が絶叫するシーンが、 ぞっとするような印象を残すエピソードだが、黒沢監督は原発反対論者だったのだろうか・・・?
そんな事を思い乍ら帰途についた旅だった。

         旅の途中で見かけた一番大きな道祖神

2011年7月28日木曜日

映画「アンダルシア女神の報復」

先日、映画「アンダルシア女神の報復」を観た。一昨年ヒットした「アマルフィ女神の報酬」の劇場映画第2弾と云うので期待していたら、残念乍らガッカリした。話が複雑すぎてアンダルシアの景色も楽しめなかった。

21年前にスペイン旅行をした時、映画に出て来る「ロンダ」の街で 断崖絶壁に掛かる巨大な石橋に感心した記憶があります。その当時は、スペインの知識もあまりなく、ロンダがアンダルシア有数の観光地とも知りませんでした。また、その橋が有名なヌエボ橋とも知らず、橋から見下ろす崖ぷっちの家のテラスで 主婦が洗濯物を干しているのを、何故か鮮やかに覚えています。
       1990年 観光客も少ない「ヌエボ橋」での記念写真。
      (まだ私はヒゲも黒く、髪の毛もありましたね)苦笑。

21年前は、そんなに観光客もいず、のんびり観光馬車が客待ちしてた。

橋から見下ろす左側の断崖絶壁に建つ家のテラスで、洗濯物を干す主婦。

そして、映画に出て来るホテル「パラドール」は、18世紀の旧市庁舎建物を改築して出来たホテル で、100メートルを越す絶景を見下ろすヌエボ橋のたもとに立地しています。

※映画に興味のある方は、http://www.andalucia-movie.jp/

 

2011年2月21日月曜日

映画【太平洋の奇跡】。


昨日、映画【太平洋の奇跡】を観た。涙がこぼれた。
私が生まれたのは、昭和16年。日本が太平洋戦争へ突入していった真珠湾攻撃の年です。そして、今年2011年、その戦争から70年目を迎えました。(私も古稀を迎えた訳です)。
主演の竹野内豊を初め、出演者のほとんどが戦争を知らない方々です。今の日本は、この映画で描かれた大場栄大尉のように、あの戦争を生き抜いた名もなき人々や亡くなった人々の思いを知る事が必要です。私自身、サイパン玉砕を知ってはいても、この映画を観るまで大場栄大尉の事を知りませんでした。また、この映画の原作は、かって銃を交えた元アメリカ海兵隊ドン・ジョーンズの実録小説「タッポーチョ『敵ながら天晴』大場隊の勇戦512日」だそうです。

          写真は、全て映画公式サイトより。

映画の公式サイト:http://www.taiheiyo-no-kiseki.jp/index.html

2011年1月25日火曜日

映画「ソーシャル・ネットワーク」。


            写真は、映画予告編より

先日、今 話題の映画「ソーシャル・ネットワーク」を見み行った。
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の最大手「フェースブック」の創始者マーク・ザッカーバーグの成功過程を描く映画です。
SNSとは「会員制交流サイト」と呼ばれ、友達や知り合い同士の交流の場をネットの中に作るサービス。その最大手「フェースブック」に世界中で5億人を超える人が参加しているそうです。
創始者マーク・ザッカーバーグは「インターネット時代のビルゲイツ」と呼ばれ、サービスを始めてからたった6年で大成功。ハーバード中退で現在26歳。資産は69億ドル。米フォーブス誌の2010年版世界長者番付で「世界で最も若い億万長者」となったそうです。

映画自体は、ほとんどが議論とコンピューターの前でキーボードをたたくシーンと裁判の連続です。主人公の野心、プライド、友情、愛、成功、嫉妬、裏切り、アメリカンドリーム、スキャンダル、裁判・・・新しい世代の「IT業界」映画です。映画として良い悪いと云うより、私のようなアナログ人間には、理解しにくく、会話も超高速で分かりにくい世界でした。
また、フェースブック元社長ショーン・パーカー氏によれば、映画は「完全なフィクションだ」とコメント。「自分の人生もあんなに格好良ければいいのにと思った」と話しているそうです。そして、事実に反する描写が多いとしてフェイスブック経営陣が手直しを求めていたとか・・・。

映画は、ゴールデングローブ賞でドラマ部門の作品賞と、監督賞、脚本賞、作曲賞の最多4部門を受賞。米アカデミー賞でも多数の賞を受賞するのではないかとの期待が高まっているそうです。

●興味のある方は:http://eiga.com/movie/55273/

2011年1月11日火曜日

映画「ノルウェイの森」。

昨日、話題の映画「ノルウェイの森」を観に行った。1987年 刊行された村上春樹の小説「ノルウェイの森」は、すぐ買った。ブックデザインが文字のみ、画期的な赤と緑の装丁でデザイナー好みだったからである。それまで村上春樹の本を読んだ事もなかった。そして、読んだがさっぱり理解出来ず、ただ療養所の草原で2人が語り合うシーンだけが記憶に残った。

今回 映画を観たら小説で理解出来なかった所が分かるかと思ったが、青春のもがきやコントロールしがたい激情など断片的に共感出来るシーンが多かったが、繋ぐとやはり正直分からなかった。最後のシーンで主人公のセリフ「僕は今 どこにいるのだろう・・・」が象徴しているかのようだった。
でも、詩情ゆたかな映像の美しさや音楽が心地良かった。

興味のある方は、公式サイト:
http://www.norway-mori.com/top.html

2010年5月6日木曜日

飯山・菜の花まつり&阿弥陀堂だより紀行。

基本的にGWは、旅に行かないのだが、今年は友人ご夫婦と「飯山・菜の花まつり」と映画「阿弥陀堂だより」ロケ地を旅した。
飯山・菜の花の丘一帯は、800万本の菜の花が咲き乱れ、歌唱曲「おぼろ月夜」が生まれた地であります。夕方 千曲川を見下ろすこの地に立つと、懐かしい歌詞「菜の花畠に入り陽 薄れ・・・」がそのまま実感出来ます。作詞は、高野辰之さん。この地 中野市生まれで文部省唱歌「故郷・ひのまる・春の小川・もみじ」など、まさに日本の原風景を詩情豊かに作詞された方です。
今年は、天候のせいか花が咲き遅れていた。お陰で桜と菜の花が珍しく同時に見れたのですが・・・。
また、菜の花の減少を助ける為、協賛金運動も開始されていて、環境を守る大変さも感じられました。
    桜と菜の花が同時に見れるのは、わずかな期間だそうです。この菜の花畠は、まだ咲いていませんでしたし、以前より面積が小さくなったように感じました。  途中で見たある家の庭に咲く見事な桜や芝桜等の花のハーモニィ。

菜の花畑を観た後、近くの映画「阿弥陀堂だより」のロケ地を散策した。
樋口可南子・寺尾聰主演のこの映画は、芥川賞作家・南木佳士の同名小説の映画化。東京の暮らしに疲れ果てた一組の夫婦が、大自然の暮らしの中で再生していく姿を描いたヒューマン・ドラマです。
この映画を彩る美しい四季の風景は、全て飯山近辺で1年間にわたる長期撮影が行われました。日本人の心の故郷を映像化したような映画での美しいシーンを思い出しつつ 散策しました。
阿弥陀堂に辿る道は、日本の棚田百選に入っている石垣で出来た珍しい棚田です。阿弥陀堂の縁側で(今にも先日亡くなられた北林谷栄さんが出て来そう…)

映画に興味のある方は、http://www.amidado.com/