2009年11月24日火曜日

レモンリゾット作りに挑戦。

先週の日曜日、イタリア・アマルフィで食べたレモンリゾットの美味しさが忘れられず、無謀にもレモンリゾット作りに挑戦しました。レシピは、4つ星ホテル「ルフォロ」の竹澤さんに教えて頂いたものです。
実は、帰国してすぐ作ってみたのですが、味も色もいま3つぐらいで家内に不評を被りました。今回は、前回より良くなったと家内にほめられましたが、色がどうしても美しいレモン色になりません。写真をとにかくご笑覧下さいませ。

でも、料理を今迄1度しか作った事の無かった私を作る気持ちにさせたホテル「ルフォロ」のレモンリゾットは、私の人生の一部を変えた出来事です。(苦笑)
それから、この悪趣味なエプロンを非難しないで下さい。実は、これもアマルフィの大通りのお土産店で買った物です。この姿でレモンリゾットを作りました。

2009年11月16日月曜日

「犀星写真館」ポスター完成。

イタリア旅行から帰って最初の仕事は、室生犀星記念館の「犀星写真館」ポスター&チラシでした。今回は、館蔵品の写真約1,000点の中から、室生家寄贈の写真を中心に100点あまりの写真を公開します。秘蔵写真満載、動物好きの犀星らしく、かわいい猫たちの写真もいっぱい。愛猫「カメチョロ」なんて何とユミークな名前でしょうか!
デザインは、白黒写真が中心なので、思い切って赤と黒色2色でシンプルにしました。ぜひ会期中、足をお運び下さいませ。

        赤と黒のB2判ポスター。        A4判のチラシ裏面。

2009年11月13日金曜日

イタリア紀行(旅の終りに)

10月24日。今回のイタリア・アマルフィの旅もいよいよ今日で終り。ホテルでゆっくり朝食をとり、南イタリアの明るい陽光の中、迎えの車でナポリ空港へ。
ナポリ空港は、分かり安いから心配いりませんと聞いていたが、そんな簡単に手続き出来ず困りました。何とかクリアして無事パリ空港へ。乗り換えは来た時と逆なのでスムースに行き、2時間ほど空き時間が出来たので、ゆっくり空港内でショッピングを楽しみました。(宝石店かと勘違いする素敵なチョコレート店で、素敵な女性JAL乗務員と仲良しになりました)。
そして、JALに乗る時に初めて知ったのですが、名古屋〜パリ間のラストフライト機でした。近くの客が私達はその為に、このJALに乗りに来たと言っていました。また、奇遇にもチョコレート店で知り合った乗務員が乗っており、長い日本までの間、色々リストラ話など?弾みました。(苦笑)
名古屋へ25日の昼頃、無事着陸。こうして我々の1週間の旅は終わりました。
私は、最近もう物はいらない、形の無い素敵な思い出が欲しい・・・と思うようになりました。今回の旅を通して手に入れた多くの思い出は、これからの私の輝く宝物です。(END)パリ空港の乗り換え時間でゆっくりとショッピングとコーヒーを。宝石店かエルメスのブランド店か? と思うようなチョコレート店。下写真は、カラフルな空港内バス。
偶然にも名古屋〜パリ間のJALラストフライト便でした。

2009年11月11日水曜日

イタリア紀行(アマルフィ〜ナポリ編)

10月23日、いよいよアマルフィともお別れの日。昨晩、海が荒れ風がテラスの椅子とテーブルをひっくり返した音で目が覚めました。南イタリアは、温暖なものとイメージしていたので驚きました。11時頃、バスが迎えに来て、途中 同じツアー客の新婚さんが泊まっているアマルフィで唯一つの5ッ星ホテル「サンタ・カテリーナ」でお2人を乗せ、ナポリへ出発。サンタ・カテリーナのテラスにて。背景は、アマルフィの街並。私達の泊まったホテルも見えますが、写真では右先端の為、柱に隠れています。
サンタ・カテリーナの玄関にて。映画「アマルフィ女神の報酬」では、ヒロインの天海祐希さんが初めて外交官役の織田裕二に心を開いてテラスで泣き崩れるシーンが胸を打ちます。(きっとその夜、二人は結ばれた・・・? ツアーの新婚さんは、このシーンに憧れて泊まったそうですよ)。

アマルフィからバスは、ナポリへ海岸沿いの来た路をひたすら進みます。その間ツアー客の多くは、疲れが溜まり寝ている方が多かったです。そして、ようやくナポリ着。昼食は、やはりナポリ名物「ピッツァ」です。マルゲリータとマリナーラの2種で、ピッツァの原点みたいなシンプルなマリナーラの方が美味しかったですね。(疲れて写真を撮り忘れました)残念。
中央駅前のホテル「テルミナス」にチェックインして一休み。私は、サンタルチヤ港へ行きたかったのですが、皆にナポリは危険な所とさんざん聞かされた家内は、ホテルから一歩も出たがらず、とうとうホテルの周辺を見ただけで終わりました。(駅周辺は、路にゴミも多く、黒人が沢山露天商を出しており、あまりイメージも良くなかったですね。部屋のテラスから見た中央駅周辺(右側が駅ですがカットされています)。泊まったスターホテル「テルミナス ナポリ」のロビーにて。

こうして何の為のナポリだったか分からないまま、イタリア旅行最後の夜を迎えました。(苦笑)
「ナポリを見て 死ね」と云う言葉どうりなら、死ぬ前にもう一度、ナポリへ来なくてなりません。次回こそ、その美しい夕日のナポリ湾とベスビオス火山を見に訪れようと心に誓って眠りにつきました。

2009年11月9日月曜日

イタリア紀行(アマルフィ編3)

ラヴェッロの最大の見所「ヴィラ・チンブローネ」は、往年のハリウッド人気女優のグレタ・ガルボが1938年に愛しい人と1ヶ月間滞在したホテルとして有名です。その一番奥にある庭園「無限のテラス」は、まさに天空のテラスでした。350mの切り立つ断崖上にあり、眼下に地中海のサレルノ湾と沿岸の壮大なパノラマが楽しめます。(私達が泊まったアマルフィのホテルも見えました)。70年前、かのグレタ・ガルボは、ロマンスの噂が飛び交った世界的な指揮者と朝夕この美しい庭園を2人で腕を組んで歩き、抱擁を交わした事でしょう。
白い胸像が並ぶ「無限のテラス」、眼下に広がる地中海の絶景に酔う。下の写真は「エルメスの休憩」ブロンズ像(ナポリ王立美術館蔵の複製)
ラヴェッロ随一を誇るテラスの景観に満足した後、テラスの胸像に見送られながら庭園をぐるりと回る小道を行くと「エルメスの休憩」像がある展望台へ出ます。
ここには、「チャタレー夫人の恋人」を書いたロレンスの碑あるそうですが私達は、残念ながら見逃しました。

「ヴィラ・チンブローネ」を見た後に、突然の雨が振り出し、小降りになるのを待ったが、段々降りが大きくなり出したので残念ながらラヴェッロと分かれる事にしました。帰りのバスの切符場が、往きと同じく分からず苦労しましたが親切な女性に助けられ、アマルフィへ戻りました。
こうしてラヴェッロ観光の一日が終わりました。明日は、アマルフィとお別れの日です。



2009年11月6日金曜日

イタリア紀行(アマルフィ編2)

10月22日。アマルフィでの2日目。いよいよアマルフィより350m高台にある街「ラベッロ」に住む竹澤さんを訪ねる日が来ました。今回の旅の目的の一つに、数年前ブログで知り合ったアマルフィコーストにいる唯一人の日本女性の竹澤由美さんにお会いする事でした。
ラヴェッロに「ルフォロ」と言う由緒ある四つ星ホテル があり、その4代目オーナーに日本人の女性が嫁いでおり、その方が竹澤さんです。ホテル「ルフォロ」は、かってD. H. ローレンスが滞在中「チャタレイ夫人の恋人」を完成させたホテルです。レストランメニューやホテル案内は、日本語表記もあるので安心です。http://www.hotelrufolo.it/jp/index1.asp

また、Ravelloラヴェッロは、中世から貴族や芸術家に愛されてきた標高350mの高台の町、通称「音楽の町」。かってワーグナーがその美しい景色に感動して作曲したそうです。そのお陰で今では「ラヴェッロ・フェスティバル」としてヴィラ・ルフォロ庭園内の美しい景色を背景に屋外ステージにてワーグナー作曲のオーケストラ音楽祭を開催し、約2ヶ月間にわたって様々なアート作品も楽しめるそうです。

日本から持って来た「コシヒカリ」と梅干しをお土産に、バスで出発しました。(バスの切符売場が普通のコンビニ風のお店で、分からず苦労しました)
そして、ようやく竹澤さんと感動の対面を果たしました。ホテル「ルフォロ」入口にて。(ツタの絡まるシックなホテルです)竹澤由美さんを囲んで。(ホテル「ルフォロ」ロビーにて)
竹澤さんのブログは、http://ameblo.jp/amalfitana/
ホテル「ルフォロ」2Fの絶景レストラン。ここでランチを食べました。
注文したアマルフィ名物を使ったレモンリゾットは、まさに絶品。忘れられない味になりました。レストランからの眺め。隣がワーグナーがその美しさに感動して代表作パルジファルを作曲したと云う「ヴィラ・ルフォロ」。
この後、竹澤さんに教えてもらった「ヴィラ・チンブローネ」を訪ねました。往年のハリウッド人気女優のグレタ・ガルボが1938年の滞在したそうです。その一番奥にある庭園「無限のテラス」を次回ご紹介いたします。

2009年11月4日水曜日

イタリア紀行(アマルフィ編1)

10月21日午後ついに待望のアマルフィに着きました。宿泊先のホテル「ルナ・コンヴェント」( 別名:月の修道院)の部屋のテラスからは、夢に見た街並が広がっていました。黄昏になると灯がお伽の国のように輝きうっとり。「ルナ・コンヴェント」は、街の東端の岬に建ち、高台からアマルフィを見る歴史的なホテルで、13世紀の修道院を1822年ホテルに改装したものです。レモンの実る中庭を回廊が取り巻き、白亜の壁に宗教画を掲げる静かなたたづまいでした。日本の新婚さんがここで結婚式を挙げているのに驚きました。
日本の若い新婚さんがここでウエディング衣装で記念写真を撮っていました。
泊まった部屋のテラスから眺む黄昏のアマルフィの街。
ホテルに落ち着いてから、夜のアマルフィの街の散策に出ました。お土産さんが並ぶ大通り(と言っても狭い路です)を色々見て歩いた後、大聖堂下のオープンレストランで食事を楽しみました。
夕食をした大聖堂下のオープンレストランで。お土産屋さんで買ったアマルフィの美しい写真集(8ユーロ)。右端の岬のホテル(路を挟んで塔がある)が泊まった「ルナ・コンヴェント」。

こうして、アマルフィの第1夜が更けました。では、明日また続きを!

2009年11月2日月曜日

イタリア紀行(ガセルタ宮殿〜ポジターノ編)

旅の4日目、10月21日は、朝ローマ・テルミニ駅から全席指定のユーロスター(鉄道)に乗りナポリ駅へ。そこからバスでナポリ近郊の世界遺産 「ガセルタ宮殿」へ。ヴェルサイユ宮殿をを模した王宮は、なんと1,200もの部屋があり、その広さに回りきれません。見学後いよいよアマルフィへ向けてバスは、出発。ガセルタ宮殿の広大な庭園の路で。(宮殿敷地は、東京ドームより大きい)
映画「アマルフィ女神の報酬」では、歌姫サラ・ブライアントのコンサート会場に使われた宮殿入口近いホールにて。(この場所が映画では、下の写真のように変身です)
そして、いよいよアマルフィへ向けてバスは、出発しました。まず車窓左側にベスビオス火山の麓ナポリが輝いて見えて来ました。やがて、歌「帰れソレント」で有名なソレントの街を見下ろす絶景ポイントでバスは、休憩。
ソレントを過ぎると、バスは、名人技でアマルフィ海岸沿いの崖路を進んで行き、ヨーロッパのセレブが集まるポジターノの街が見えて来ました。
アマルフィへは、もうすぐです。