2011年1月27日木曜日

盧 慶美さんの「パッチワーク展 Grace」。

新聞に紹介された韓国人作家の盧 慶美「パッチワーク展」を観に石川国際交流サロン(昨年 私も個展を開催した所)へ出掛けた。
盧さんは会場におられ、偶然に私の親友の友人である事も分かり、お陰で作品を詳しく説明して頂く事が出来ました。清々しい麻布に染められた藍と白を生かしたパッチワーク、反物のように垂らされたタペストリーなど温かい表情の染織作品の数々に魅了されました。

●会期:1月30日(日)まで/会場:金沢市広坂1-8-14/TEL076-223-8696

      爽やかな麻布を透かして庭の雪景色がとても美しい。


盧 慶美 (No Kyoungmi) プロフィール

韓国/釜山デザイン高等学校 絵画科 卒業
韓国/釜山慶星大学校 芸術大学 工芸科 染織専攻 卒業
日本/金沢美術工芸大学大学院 美術工芸研究科(博士前期課程)修了
日本/京都造形芸術大学大学院 芸術研究科 博士学位取得(芸術博士)
●活動歴
個展‐日本12回(大阪1回、金沢6回、京都3回、東京2回)多数のクループ展 参加
日本‐企画展ギャラリーG-WING`S「수(Soo)」個展(金沢、ギャラリーG-WING`S)
選抜展‐京都府美術工芸新選抜展~2007新しい波~ (京都文化博物館・4F)
●受賞歴
日本‐朝日現代クラフト展(2002、2005、2007、2008入選)大阪・横浜
草木染ビエンナーレ・in・あいち(2000‐入選2002‐準大賞2004‐大賞)名古屋
石川の現代工芸展(2001‐会長賞2009‐理事長賞2010‐大賞)石川
世界工芸コンペティション(2001)金沢
金沢市工芸展(2002、2003)金沢
日本クラフト展(2007、2008)東京 etc.

2011年1月26日水曜日

天才ものまね歌手「青木隆治」の人気度。

金沢ニューグランドホテル主催の「青木隆治ディナーショー」のチラシをデザインした。
私自身、青木隆治と云うものまね歌手を知らなかったので、売れるかなぁ〜と心配していたが、驚いた事にTVで3日間宣伝しただけで完売したそうです。結局、私がデザインしたチラシは、印刷が完成する前に完売なので何の役にも立たなかった。天才ものまね歌手「青木隆治」の人気度を改めて知らされました。

http://www.youtube.com/watch?v=s4p0agZgnsI&feature=player_detailpage 

「青木隆治」は、タレント・ツートン青木の息子である。父親譲りの歌唱力を持ち、天才ものまね歌手と云われ、端正な顔立ちで女性にも人気があるそうです。また、男性でありながら、女性と間違えて当然なほどな女声を出すことができ、美空ひばり、尾崎 豊、徳永英明、福山雅治 、山崎まさよし、渡辺真知子 etc.のものまねが得意です。
2010年3月3日に『言葉/二つの糸』の両A面のシングルが発売され、メジャーデビューを果たした。名実共に日本を代表するトップアーティストとして、今後の活躍に大きな期待が集まっています。

2011年1月25日火曜日

映画「ソーシャル・ネットワーク」。


            写真は、映画予告編より

先日、今 話題の映画「ソーシャル・ネットワーク」を見み行った。
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の最大手「フェースブック」の創始者マーク・ザッカーバーグの成功過程を描く映画です。
SNSとは「会員制交流サイト」と呼ばれ、友達や知り合い同士の交流の場をネットの中に作るサービス。その最大手「フェースブック」に世界中で5億人を超える人が参加しているそうです。
創始者マーク・ザッカーバーグは「インターネット時代のビルゲイツ」と呼ばれ、サービスを始めてからたった6年で大成功。ハーバード中退で現在26歳。資産は69億ドル。米フォーブス誌の2010年版世界長者番付で「世界で最も若い億万長者」となったそうです。

映画自体は、ほとんどが議論とコンピューターの前でキーボードをたたくシーンと裁判の連続です。主人公の野心、プライド、友情、愛、成功、嫉妬、裏切り、アメリカンドリーム、スキャンダル、裁判・・・新しい世代の「IT業界」映画です。映画として良い悪いと云うより、私のようなアナログ人間には、理解しにくく、会話も超高速で分かりにくい世界でした。
また、フェースブック元社長ショーン・パーカー氏によれば、映画は「完全なフィクションだ」とコメント。「自分の人生もあんなに格好良ければいいのにと思った」と話しているそうです。そして、事実に反する描写が多いとしてフェイスブック経営陣が手直しを求めていたとか・・・。

映画は、ゴールデングローブ賞でドラマ部門の作品賞と、監督賞、脚本賞、作曲賞の最多4部門を受賞。米アカデミー賞でも多数の賞を受賞するのではないかとの期待が高まっているそうです。

●興味のある方は:http://eiga.com/movie/55273/

2011年1月11日火曜日

映画「ノルウェイの森」。

昨日、話題の映画「ノルウェイの森」を観に行った。1987年 刊行された村上春樹の小説「ノルウェイの森」は、すぐ買った。ブックデザインが文字のみ、画期的な赤と緑の装丁でデザイナー好みだったからである。それまで村上春樹の本を読んだ事もなかった。そして、読んだがさっぱり理解出来ず、ただ療養所の草原で2人が語り合うシーンだけが記憶に残った。

今回 映画を観たら小説で理解出来なかった所が分かるかと思ったが、青春のもがきやコントロールしがたい激情など断片的に共感出来るシーンが多かったが、繋ぐとやはり正直分からなかった。最後のシーンで主人公のセリフ「僕は今 どこにいるのだろう・・・」が象徴しているかのようだった。
でも、詩情ゆたかな映像の美しさや音楽が心地良かった。

興味のある方は、公式サイト:
http://www.norway-mori.com/top.html

2011年1月5日水曜日

新年のご挨拶。

皆様 新年あけましておめでとうございます。
本年もブログでよろしくお付き合い下さいませ。

今年は卯年。「兎は跳ねる、飛躍する」というイメージがありますね。大いに期待したいものですが「兔と亀の競走」の話のように、遅い努力の亀に負けたように、とても安心出来ませんね。
そんなイメージをタイポグラフィで表現した年賀状です。ご笑覧下さい。


それから、今年きた年賀状の中で、友人の陶芸家が一番ユニークでしたのでご紹介させて頂きます。


お正月は、3日に重い腰を上げ、尾山神社へ初詣に行きました。驚いたことに鳥居石段下から武蔵が辻〜香林坊間の大通り接点まで順番の列がついており、本殿に辿り着くのに30分もかかりました。
そこで思わず一句
    「今年また 無駄と知りつつ 初詣」

日頃から信心の無い私が、年に一度だけ神様にお願いとは、虫が良過ぎるし、聴いて下さる訳も無く、無駄と知りつつ毎年性懲りもなく初詣へ行くのは、何故でしょうか? 自分でも笑止千万と思いつつ・・・。日本人のDNAなのでしょうかねぇ〜!?