2009年6月30日火曜日

北朝鮮国境紀行-1。

6月28日〜30日と韓国へ旅した。
急に北朝鮮国境がみたくなり、珍しく1人で出掛けた。
想像していたより景色は穏やかに見えたが、国境を覗む統一展望台で北朝鮮についてレクチャーを受け、ビデオを見せられて 色々考えさせられた。
人は、歴史から学ぶべき事を多く持ちながら、結局おろかな戦争を繰り返している現実をどう考えたら良いのか・・・。

国境の統一展望台より望む対岸の北朝鮮(川は、漢江に合流するイムジンガン)。下の写真は、対岸のUP。

対岸の北朝鮮には、1,100所帯があり、4,000人の住民が居住(65%が軍人家族)していると云う。

南北の捕虜を交換した「自由の橋」より望む、北朝鮮に唯一繋がる鉄道の鉄橋(右に破壊された古い鉄橋の橋桁が見える)。返還される捕虜が自由万歳と叫びながら橋を渡った事から名付けられたと云う。

国境の非武装地帯で爆撃された機関車の残骸が、今も展示されている。

2009年6月26日金曜日

装幀の美 恩地孝四郎と犀星の響宴。


1ヶ月前から制作中だった室生犀星記念館の企画展「装幀の美 恩地孝四郎と犀星の響宴」のポスター&チラシ・図録がようやく完成した。
特に図録は、160点あまりの写真を16Pにまとめる為、難航したが自信作と言えるようになったと思っている。
恩地孝四郎氏は、19歳の頃から竹久夢二の元へ通い画家を志した方で、大正・昭和を代表する装幀家であり、抽象版画のパイオニアでもあります。
装幀した犀星の著書は、26冊にのぼり、犀星が特別に信頼していた仲のようです。

ちなみに図録は、A4版・16P冊子・オールカラー刷/1部700円です。
(室生犀星記念館にて販売)

2009年6月17日水曜日

万華鏡の視覚。


先日、東京・森美術館で『万華鏡の視覚』を見た。
まさに目を奪う、アートに出会った感じです。

私は、現代アートを見る時、つまらなく見えた作品がそのコンセプトを聞いた途端、急に輝き出す作品と、何も説明もされなかても面白く感じる作品とに分かれる不思議さを感じます。
現代アートの醍醐味を体感するのも難しいものですね。

興味のある方は、http://www.mori.art.museum/contents/kaleidoscopic/exhibition/index.html を!

2009年6月16日火曜日

ようやく紫陽花の季節。

                        昨年の額紫陽花

                         今年の紫陽花



この2週間、珍しく仕事に追われブログの更新もままならない状態が続きました。やっと終りほっとしております。
我が庭もしばらく花の無い状態でしたが、ようやく紫陽花が色づき出し、これからの梅雨にも楽しみを与えてくれます。
ただ、昨年咲いた額紫陽花が、何故か咲かないので心配しております。
もの言わぬ花にも色々事情があるのでしょうね・・・?

2009年6月2日火曜日

水害メモリアルパネル-2


先日、北陸中日新聞に「水害メモリアルの会」パネルが記事に取り上げられました。しかも社会面に大きく掲載されて驚きました。
そして、県と市へ被害住民が提訴した裁判も、いよいよ12日に始まります。
詳しく知りたい方は、http://suigai2008.biog35.fc2.com を。

今回、自分に被害が無かったから無関心になるのでなく、被災されなかった方でも、次回は・・・? 
そう考えて今回の裁判結果を見守りたいと思います。

2009年6月1日月曜日

室生犀星の世界へ。


「うつくしき川は流れたり、そのほとりに我は住みぬ」 と詠った室生犀星が愛した金沢。生誕120年にあたり、その望郷の詩情を美しい調べと共に、あなたにお届けするイベント「抒情小曲の夕べ」が今年8月1日に金沢市文化ホールで開催されます。
そのポスターのデザインをさせて頂き、完成までしばしの間、犀星の世界をさまよいました。
お陰さまで好評を頂いているようで、内心ほっとしております。

イベントに関するお問い合せは、室生犀星記念館へ。
TEL076-245-1108 FAX076-245-1205
http://www.city.kanazawa.ishikawa.jp/bunho/saisei