2014年9月11日木曜日

小川修の「アート5・7・5」展の作品紹介ー6

<小川修の「アート5・7・5」展作品紹介ー6>
8〜9作目は「風光る」と「空蝉」の2句

私の実家は、能登の押水(現 宝達志水町)です。もう28年前に私は金沢へ移りましたが、父母は亡くなる迄押水で暮らしました。父母の死後、実家を取り壊し 今は雑草が繁り ただ風が淋しく吹き過ぎてゆくばかりです。時々 実家跡に立つと父母の声が、聞こえてくるように錯覚します。

今は、実家跡に名も知らない雑草が繁り 
ただ風が淋しく吹き過ぎてゆくばかりです。

現在、金沢の我が家の庭に大きな木蓮が1本があり
毎年夏になると沢山の蝉が留り激しく鳴いています。
そして、庭の小さな木の葉の裏に沢山の空蝉が・・・。
必死に葉に縋る姿が祈る姿と重なり合い出来た句です。











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