2作目は、金沢の粋な茶屋街へとつづく「暗がり坂 (暗闇坂)」。
かつて茶屋街が華やかな頃、金沢の旦那衆が人目を避けてこの坂を抜け、主計 (かずえ) 町やひがし茶屋街の茶屋へ通ったと云われています。坂を下ったすぐ脇に主計町検番があり、芸妓さんの三味線やお唄の稽古の音が聞こえてきます。
かつて茶屋街が華やかな頃、金沢の旦那衆が人目を避けてこの坂を抜け、主計 (かずえ) 町やひがし茶屋街の茶屋へ通ったと云われています。坂を下ったすぐ脇に主計町検番があり、芸妓さんの三味線やお唄の稽古の音が聞こえてきます。
「暗がり坂」は、どこか秘密の場所へ抜ける道、そんな風にも思えてきます。
暗がり坂の命名は泉鏡花。金沢の文豪、泉鏡花が毎日ここを通って学校へ。そして、主計町の中にもう一つある坂道「あかり坂」。「あかり坂」の名付け親は、金沢ゆかりの五木寛之です。
0 件のコメント:
コメントを投稿