2015年6月3日水曜日

「墨に導かれ 墨に惑わされ〜美術家・篠田桃紅 102歳〜」。

先日、NHK Eテレ「墨に導かれ 墨に惑わされ〜美術家・篠田桃紅 102歳〜」観た。
心にしみる言葉が沢山あった・・・。
「孤独」についてこう云っていた。「人生ってのは、究極に孤独なんです。当たりまえの事です。辛いとか耐えると云う次元ではないもの」と・・・淡々と話される102歳の姿に心打たれました。

●6月6日(土)午前0:00〜NHK Eテレ再放送、必見です!





富士山が見える別荘での篠田桃紅さん。


映画監督の篠田正浩氏は、従弟だそうです。



【篠田桃紅(シノダ トウコウ)プロフィール】
美術家。1913年3月28日、旧満州・大連生まれ。五歳の頃から父に書の手ほどきを受け、桃紅という雅号が付けられた。墨を用いた抽象表現という新たな芸術を切り拓き注目を集め、作品は国内だけでなく海外の美術館にも多数、所蔵されている。
百歳を過ぎた今も現役で活動を続ける美術家・篠田桃紅。墨や金箔などで構成する大胆な抽象画は、海外からも高い評価を得る。女学校を卒業したら、その多くがお見合い結婚する時代に「くじびきみたいな結婚なんて、とんでもない」と独身を貫き、戦後、まだ海外へ行く人がほとんどいない時期に、単身ニューヨークへ渡って個展を開くなど、その行動は前例のないことばかり。「常識の世界に生きなかったから長生きできた」「人生というものをトシで決めたことはない」と断言。(「BOOK」データベースより)




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