2012年5月2日水曜日

能登・珠洲紀行-1。

先日、能登・珠洲市の日本画家・勝田深氷氏(伊藤深水氏の息子さん)より、GW中に一度遊びに来ませんか? とお電話頂き4月30日〜5月1日と一泊予定で出かけた。
丁度、永年の友人 挿絵画家・西のぼる氏の個展「美しい能登・世界農業遺産を描く」が近くの“ラポルトすず”で開催されているので、それも楽しみで出かけた。


     会場の「ラポルトすず」は、あまりにモダンで
     これが能登? と思わず・・・。

西さんは、珠洲市出身でイラストレータから挿絵画家へ転身し、見事成功された方です。今では、歴史小説挿絵の第一人者として大活躍中です。今回の個展は、能登半島の先端で里山里海と共に生きる人々の情景を描いた絵を中心に、これまでの挿絵原画が展示されていました。
テーマの「世界農業遺産」は、能登半島の古くからの営みが「能登の里山里海」として昨年6月 世界的に重要な農業遺産として、国内で初めて認定されたのを受けてのものだそうです。
また西さんは、仕事のほとんどが東京からの依頼ですが 今も石川県白山市に住み制作を続けられており、県内のアーティストにとって心強い存在です。

そして、かって西さんがイラストレータ時代に、私がデレクション、西さんがイラスト担当し、2人で沢山の観光ポスターを制作した事を懐かしく思い出しました。

   お互いが若い頃、私がディレクション、西さんがイラストを担
   当、2 人で制作した輪島の3連作観光ポスター「大沢の間垣」。
     (3連作中このポスターコピーのみ、出島二郎氏制作)

   西さんの沈金を思わせるイラストを最大限に生かして
   デザインした輪島の3連作観光ポスター「輪島の朝市」。
    (アートディレクション、デザイン、コピー制作も小川 )

   波頭が弱いと言って、西さんに描き直しを頼んだ
   思い出深い輪島の3連作観光ポスター「曽々木の窓岩」。
    (アートディレクション、デザイン、コピー制作も小川 )


●西のぼるさんの個展に興味のある方は、
http://www.tis-home.com/noboru-nishi/news

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