私がデザインした室生犀星記念館の展覧会「水芦光子-なほそして雪かとおもふ」の、ポスター&チラシがようやく完成した。
11月20日〜来年3月13日までのロングランの展覧会です。
水芦光子は、金沢に生まれ、室生犀星にあこがれて詩を書き、やがて師犀星の言葉に従ってその表現手段を小説にとりいれた作家です。詩人らしい抒情的な文体でありながら、女性の精神世界に深く切り込んだ作品は、読むものを力強く惹きつけます。「女には女の文章がある。女でなくては書けない気持。」それが文学への原動力となっていました。作品のなかで「雪」は女の生き様を象徴するモチーフとして描かれます。
私は、昔 TVで「雪の喪章」を観た記憶があり、美しい雪のシーンが印象に残っています。
展示では、水芦光子の生涯と作品を、師犀星からの手紙、直筆原稿、日記などとともに紹介されます。
ポスター&チラシ
チラシ裏面
室生犀星記念館のHPは、http://www.kanazawa-museum.jp/saisei/index.htm
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