2009年4月9日木曜日

昨年の滝桜。



桜紀行と云えば、昨年見た「三春の滝桜」は、見事でした。
豪華で艶やかな色にあふれていました。
山高神代桜と薄墨桜が姥桜なら、滝桜は今が女盛りと云う表現がぴったり。

「死に支度いたせいたせと桜かな」 一茶

は、私の好きな桜の1句ですが、昔の日本人は自然から、人生においての大切な生や死についての教訓を学びとっていたように思いますね。
死にさいして見苦しくなく、美しく死ねることを願ったのでしょう。

そんな想いなど消し跳ぶほど「三春の滝桜」は、華麗でした。

2 件のコメント:

  1. またこの桜は!!!

    滝のごとくしだれた所から滝桜と言うのでしょうか?
    こんな滝の流れ落ちるような桜は始めてです。
    桜の花の色も艶やかさがありますね。

    >死にさいして見苦しくなく、美しく死ねることを願ったのでしょう。

    なんてすばらしい故人からのまた自然からの教訓なんでしょう!

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  2. 金子さん。
    その通りですよ。滝のごとくしだれるから滝桜です。
    でも桜だから良いのですね。
    人だと「しだれる」「しなだれる」は、あまり良い意味に使いませんよねぇ。
    色気がありすぎますから・・・。

    金沢は、明日・明後日はもう花吹雪です。
    明日の夜は、兼六園へ夜桜見物へ行こうと思っています。

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