2017年8月20日日曜日

昨日、福光「棟方ゾーン」巡りへ!

昨日、個展制作の合間をぬって版画家「棟方志功の足跡に触れる

福光「棟方ゾーン」巡りへ!

まず、福光でランチをゆっくり楽しむ為、20年前に行った事のあるレストラン「ラモヴェール」へ。ご主人がシェフ、奥様が接客とご夫婦で元気で経営されていました。全ての料理に地下水を汲み上げた柔らかい水を使っており、自家製のハーブを添えてあったりと気配りを感じました。



レストラン「レストラン ラモヴェール」全景。



食事後、棟方志功記念館「愛染苑」(あいぜんえん)へ。

棟方志功記念館の係りの方に、まず 向かいの住居兼アトリエ「鯉雨画齋」(りうがさい) へ案内され、棟方の人柄やご家族の詳細、交友関係、作品の説明を受けました。大家に落書き厳禁と言われたのに、入居後 すぐ 厠(トイレ)の天井と壁に絵を描いたそうです。自由奔放な筆使いなので、作品周りは勿論、柱にも飛び散った墨の跡が・・・。8畳間の板戸に書かれた鯉や鯰、厠に描かれた絵は鬼気迫ります
(注意:室内の写真撮影は禁止です)




「鯉雨画齋」
「鯉雨画齋」での棟方志功一家。
(昭和21年撮影)小泉ちよゐ氏提供 

「愛染苑」

棟方は終戦間際の昭和20年、福光(現 南砺市)へ一家と共に移り住み、旺盛な創作活動を送ります。「愛染苑」は、その疎開生活をしていた6年8ヶ月の間に制作した作品を中心に展示しています。友人の谷崎潤一郎が「愛染苑」と名づけた話は有名です。



「鯉雨画齋」「愛染苑」「青花堂」見学の後、記念館の横に昨年オープンした「棟方志功資料館」へ。棟方志功直筆の書簡、当時の掲載雑誌、額装図書など貴重な資料を展示してありました。愛染苑や鯉雨画斎と共に棟方の足跡に触れる「棟方ゾーン」を形成し、より深い魅力を発信する拠点となっています。



棟方は、福光を去った後、昭和31年にヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展でグランプリを受賞。「日本のゴッホ」を夢見た男は「世界のムナカタ」になります。
そして、昭和50年(1975) 9月13日、肝臓ガンのため死去。(享年72歳)


個展制作に少々疲れた精神に「喝」を入れてくれた棟方巡りの一日だった。
棟方志功に只々 感謝!


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