昨日、個展制作の合間をぬって版画家「棟方志功」の足跡に触れる
福光「棟方ゾーン」巡りへ!
まず、福光でランチをゆっくり楽しむ為、20年前に行った事のあるレストラン「ラモヴェール」へ。ご主人がシェフ、奥様が接客とご夫婦で元気で経営されていました。全ての料理に地下水を汲み上げた柔らかい水を使っており、自家製のハーブを添えてあったりと気配りを感じました。
レストラン「レストラン ラモヴェール」全景。
食事後、棟方志功記念館「愛染苑」(あいぜんえん)へ。
棟方志功記念館の係りの方に、まず 向かいの住居兼アトリエ「鯉雨画齋」(りうがさい) へ案内され、棟方の人柄やご家族の詳細、交友関係、作品の説明を受けました。大家に落書き厳禁と言われたのに、入居後 すぐ 厠(トイレ)の天井と壁に絵を描いたそうです。自由奔放な筆使いなので、作品周りは勿論、柱にも飛び散った墨の跡が・・・。8畳間の板戸に書かれた鯉や鯰、厠に描かれた絵は鬼気迫ります。(注意:室内の写真撮影は禁止です)
「鯉雨画齋」
「鯉雨画齋」での棟方志功一家。
(昭和21年撮影)小泉ちよゐ氏提供
「愛染苑」
そして、昭和50年(1975) 9月13日、肝臓ガンのため死去。(享年72歳)
個展制作に少々疲れた精神に「喝」を入れてくれた棟方巡りの一日だった。
棟方志功に只々 感謝!
0 件のコメント:
コメントを投稿