
私は、子供の頃 蒼白く大変 病弱でした。
小学校の時、全校生の中から5人の栄養失調児が選ばれるのですが、
その中の1人でした。 5人は、毎日校舎の中庭で液体の肝油を
太い注射器で呑まされるのですが、それはそれは苦く皆吐き出します。
ゲイゲイ云って吐く度に、俺は長生き出来ないなぁ〜と思ったものです。
“よく生きた”という始めの言葉は、そう云う意味です。
こうして無事70歳(古稀)を迎えられたが、大した事も出来なかった、
けれど一生懸命生きてきた事だけは 確かだなぁ〜
・・・と 考えていたらこの俳句が浮かんだ訳です。