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天然とらふぐ料理「金沢茶屋 割烹つづみ」2月1日オープン。
天然とらふぐ料理「金沢茶屋 割烹つづみ」2月1日オープン。
「天然とらふぐ」について。
ふぐといえば下関の「とらふぐ」。冬の味覚というのが通念ですが、日本有数のふぐ漁獲量を誇る石川県では、とらふぐは春が旬。3月〜5月に産卵前の成熟した「天然とらふぐ」が水揚げされます。「割烹つづみ」では、本場・下関(10月〜3月)と地元・能登(3月〜5月)から産地直送で仕入れることで、10月〜5月末まで天然とらふぐをご用意できるのです。
追伸:とらふぐは、ふぐ類の中では最も高価で美味で「ふぐの王様」と言われております。中でも天然ものは、高級料理店でしか味わうことができません。鮮度の良いふぐを布で包んで一晩寝かせてから薄造りに致します。
なお、一般の料理店では、養殖ふぐを使うのが多いそうです。
なお、一般の料理店では、養殖ふぐを使うのが多いそうです。
私のデザインした「ふぐ料理」パンフ表面&中面。
ふぐ鍋
ふぐ葱
山口県下関から産地直送の「鴨頭ねぎ」(高等ねぎ・ふぐねぎ)と、
ふぐ名人・島津豊の秘伝ポン酢でお楽しみください。
ふぐ刺し
皿の絵柄が透けて見えるほど薄造りしたふぐの身を、
先端 を立たせて盛りつける。一流の技の証明。
北大路魯山人。
篆刻家・画家・陶芸家・書道家・漆芸家・料理家・美食家 などの
様々な顔を持っていた北大路魯山人。
ふぐの白子
白子は、オスの精巣。メスの卵巣は食えないが、
この白子 はまさに天下の珍味。舌にとろけます。
ふぐのひれ酒
魯山人について。
かの美食家・北大路魯山人が「ふぐの代用になる美食は私の知る限りこの世の中にはない」「河豚食わぬ非常識」とまで談じたふぐ料理。その味わいは、素材のよさと料理人の腕に左右され、魯山人の言を借りれば「無作の作、無味の味」。底知れず調和が取れた時に、無限の展開性を秘めた真実の美味となります。
追伸:北大路魯山人の料理メモ
河豚(ふぐ)
*美食はふぐにとどめを刺す。その証拠にはふぐが出ると他のものは食えぬ。
*ふぐの刺身に優る刺身はない。
*ふぐの身皮(三河)の間の遠江とおとうみというところは皮より美味い。
*ふぐの美味さはすっぽんなどの比でなく、いかなる美食も比べられない。
*下関のふぐには危険なし。
*ふぐには酒、煙草たばこのような一種の止められない普通の味以外の味がある。
(インターネットの図書館、青空文庫より)
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