2017年11月20日月曜日

中国・西安旅行記ー2日目

2日目、大連から西安へ。

朝6時ホテル出発。大連空港から待望の西安へ。
西安は、シルクロードの東の起点として栄えた都市。旧名は長安。紀元前1,100年頃から約2,000年の間に 秦・前漢・西晋・西魏など11王朝の都となった。紀元前3世紀には、秦の始皇帝が万里の長城や壮大な墓を残し、墓を守る「兵馬俑」は西安最大の歴史遺産。
現在の市街地を含む広大な地域に大興城の都が造営されたのは、6世紀末に隋が興った頃。続く唐の時代に太宗が帝国の基礎を固めた。玄宗皇帝の開元年間には、李白・杜甫といった詩人を輩出したことでも名高い。また「西遊記」で有名な唐代の僧・玄奘三蔵が仏教の経文原典を求めてインドを周遊し『般若心経』を中国にもたらした街でもある。

朝、大連空港から西安へ。
西安空港。空港前の広大な道。
何もかもが大きい中国を印象づける。

西安(もと長安)にある古刹。西安第一の大寺。
582年隋の文帝が創建。玄宗の時代、不空により密教道場とされ、
日本の円仁・円珍らも修行したそうです。


西安博物館。
西安一帯の出土品を中心に展示。仏像関係の出土品は素晴らしく、
敷地内に薦福寺(小雁塔)もあり公園としても楽しめます。
出土された女人像。5体の内、真ん中が当時の美人像だそうです。

敷地内に薦福寺(小雁塔)。教典を保管している塔です。
危険なので入場は禁止でした。

地元で有名な餃子店“徳発長”での夕食。
ライトアップされた餃子店“徳発長”。

夕食後、レストランを出ると街中が煌煌とライトアップされ眩しいほど。
中国人はライトアップ好きですね!

西安の鼓楼。
楼上に巨大な太鼓を置いき、時を告げたことから「鼓楼」と呼ばれた。
鐘楼も時報のための建物であり、中国の都城では対に造られる例が多く、
通常は東に鐘楼、西に鼓楼を置き、早朝に鐘を鳴らし、夕べには鼓を撃ったそうです。

西安の回民街(イスラム人街)。
かつて西安(長安)は、シルクロードの出発点。シルクだけでなく、
人や文化、モノが運ばれ、小麦や麺文化もこのシルクロードを通って伝わり、
様々な食文化もシルクロードを通って伝わったのです。
 そのシルクロードで大きな役割を果たしたのがイスラム人。ここ西安の回民街(イスラム人街)には、かつてイスラム教徒が数多く住んでいたのでしょう。
今では西安随一のB級グルメ街になっています。
羊を店頭で裁いている店が沢山あり驚きました。

西安大雁塔北広場の噴水ショー。
西安大雁塔北広場は、古都西安の歴史的建造物である大雁塔周辺を
「唐の歴史文化を尊重した現代唐風の町」としてつくりかえる
庭園都市計画の一部として計画された唐文化広場。
夜の噴水ショーは、水と光と音楽の演出を楽しむ
新しい観光スポットとして大人気でした。

大唐不夜城の開元盛世テーマ彫刻広場。

夜になると、大雁塔噴水ショーから開元盛世テーマ彫刻広場まで、ライトアップされ、
広場は円形の柱のLEDで花火・京劇くま取り・海族館の魚などを
色鮮やかに表現、圧巻です。
夜の噴水ショーと大唐不夜城は、新しい西安ナイトツアー観光の目玉です。

噴水ショーからホテルへ帰路に通るライトアップされた美しい城門。

西安の宿泊ホテル「天域凱菜大酒店」ロビー。

明日は、いよいよ待望の秦の始皇帝「兵馬俑」へ!
興奮で眠れそうにありません!(笑)





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