
コンクリート壁面にシンプルに刻んだ美術館名と入口。ようやく個展も終ったので、前から計画していた上田市の「無言館」へ出掛けた。良く晴れた信州の秋の中、辿り着いた「無言館」には、萩の花がそよ風に揺れていました。
秋風にゆれる美術館前の萩の花。
鑑賞者は、戦没画学生慰霊美術館ですから年配が多いと思っていたが、やはり90%が年老いた方々でした。もっと若い方にこの美術館を見て頂かないと、戦争と平和の意味が実感出来ないと感じました。第二展示館も出来てましたが、あるHPでこの美術館が赤字で苦しんでいるとありました。
http://plaza.rakuten.co.jp/msk222/diary/200502220000/
第二展示館前の絵筆を飾ったモニュメント。美術館を出た時、思わず一句。
「 萩ゆれて 無言で語る 一枚の絵 」
そして、もう一句。
「 無言館 空いっぱいの 鰯雲 」
重い心を胸に、だが前向きに帰路についた1日でした。























