人生は 旅。 さぁ 風に吹かれて旅へ出よう。
吹く風は、喜怒哀楽 永遠に解けない悩み 惑いの風・・・。
山頭火は詠う「何を求める風の中ゆく」
そして、ボブ・ディランは歌う「答えは 友よ風の中にある」と。
2021年12月29日水曜日
12月12日俳句個展「小川修のアート5・7・5展」無事 終了しました。
お陰様で12月12日「アート5・7・5展」最終日を迎え、2週間が無事終わりした。
最終日に、遠路 写真家の織作さんが来てくれました。
織作峰子さんは、大阪芸術大学写真学科教授。 1981年 ミス・ユニバースに日本代表として出場された事でも知られています。
第4回小松ビジュアル俳句コンテストへ応募した折、選者として私の作品を選んで下さったのがご縁です。
また、長年デザインさせて頂いた和倉温泉・加賀屋の小田相談役もご来場され、旧知の織作さんとの再会で話が弾みました。
良き出会いに感謝。 その他、画家・詩人・デザイナー達や多くの友人にも来て頂き幸せでした。
俳句個展は、今回が最後ですが 一度リセットして、新しいシーンで皆さまにお目に掛かりたいと思っています。
12日間ご来場頂いた方々に この場を借りて心から感謝申し上げます。
本当に有難うございました。
◉ 期間中のご来客様との記念写真の一部をUPさせて頂きます。
2021年7月4日日曜日
「偉い友達 芥川龍之介」ポスター&チラシ完成。
「蜘蛛の糸」に導かれて。
毎回デザインさせて頂いている室生犀星記念館「偉い友達 芥川龍之介」ポスター&チラシが完成。今回の企画展は「芥川賞」で有名な文豪・芥川龍之介と室生犀星の関係。
私が初めて芥川作品を知ったのは、小学生の時、先生が紙芝居のようなもので「蜘蛛の糸」を教えてくれた。この世に天国と地獄がある事を知り、その地獄の恐ろしさに子供心に震え上がった。そして 主人公の悪人カンダタの名前は一生忘れないものになった。
デザインする時、一本の蜘蛛の糸がカンダタへ向かって 静かに降りていくシーンが一瞬にして浮かんだ。子供の時、いかに衝撃を受けていたかを知った。
室生犀星は、芥川龍之介と親密になり 付き合いを深めるほど「あんな偉い奴を友人に持つてゐる喜び」に奮い立ったと云います。一方、自らを本質的には詩人と考えていた龍之介は、詩人犀星を深く尊敬し、自身にない純粋性や感受性、精神力の強さをひとつの完成された人格とみて羨んでもいました。
詳しくは下記アドレスで!
ポスターデザイン。
チラシデザイン。
釈迦はある日の朝、極楽を散歩中に蓮池を通して下の地獄を覗き見た。罪人どもが苦しんでいる中にカンダタ(犍陀多)という男を見つけた。カンダタは殺人や放火もした泥棒であったが、過去に一度だけ善行を成したことがあった。それは林で小さな蜘蛛を踏み殺しかけて止め、命を助けたことだった。それを思い出した釈迦は、彼を地獄から救い出してやろうと、一本の蜘蛛の糸をカンダタめがけて下ろした。
暗い地獄で天から垂れて来た蜘蛛の糸を見たカンダタは、この糸を登れば地獄から出られると考え、糸につかまって昇り始めた。ところが途中で疲れてふと下を見下ろすと、数多の罪人達が自分の下から続いてくる。このままでは重みで糸が切れてしまうと思ったカンダタは、下に向かって大声で「この蜘蛛の糸は己(おれ)のものだぞ。」「下りろ。下りろ。」と喚いた。その途端、蜘蛛の糸がカンダタの真上の部分で切れ、カンダタは再び地獄の底に堕ちてしまった。
無慈悲に自分だけ助かろうとし、結局元の地獄へ堕ちてしまったカンダタを浅ましく思ったのか、それを見ていた釈迦は悲しそうな顔をして蓮池から立ち去った。
出典 フリー百科事典『ウィキペディア』
https://ja.wikipedia.org/wiki/蜘蛛の糸
暗い地獄で天から垂れて来た蜘蛛の糸を見たカンダタは、この糸を登れば地獄から出られると考え、糸につかまって昇り始めた。ところが途中で疲れてふと下を見下ろすと、数多の罪人達が自分の下から続いてくる。このままでは重みで糸が切れてしまうと思ったカンダタは、下に向かって大声で「この蜘蛛の糸は己(おれ)のものだぞ。」「下りろ。下りろ。」と喚いた。その途端、蜘蛛の糸がカンダタの真上の部分で切れ、カンダタは再び地獄の底に堕ちてしまった。
無慈悲に自分だけ助かろうとし、結局元の地獄へ堕ちてしまったカンダタを浅ましく思ったのか、それを見ていた釈迦は悲しそうな顔をして蓮池から立ち去った。
出典 フリー百科事典『ウィキペディア』
https://ja.wikipedia.org/wiki/蜘蛛の糸
2021年4月29日木曜日
「愛と平和の祭典2021 in NANAO」
友人の歌手・椿れい(七尾在住)さんの情熱に絆されデザイン!
「愛と平和の祭典2021 in NANAO」ポスター&チラシ。
私は知らなかったのですが「核兵器の廃絶と世界の平和」を訴え
2017年から連続3度のノーベル平和賞にノミネートされている高校生平和大使。
皆さんご存知でしたか?
76年前・・・現実にあった悲惨な戦争。戦争を知らない世代へ 平和の尊さに気付くキッカケになる素晴らしい企画です。
1部:湯川れい子+長崎高校生平和大使代表による
世代を超えて繋がるピーストークセッション。
2部:コンサートもあります。
ぜひ 7月25日、七尾・サンビーム日和が丘へ。
◉ https://peacefulworld10000.com/heiwataishi
◉ http://gensuikin.peace-forum.com/.../20191023heiwataishi...
私がデザインしたチラシのデザイン。
友人の歌手・椿れいさん。
福岡県八女市出身、七尾市在住。
作詞作曲家、歌手として国内外で活動。
福岡県八女市出身、七尾市在住。
作詞作曲家、歌手として国内外で活動。
年齢と人生体験を重ねた独特の歌声は「マザーズヴォイス」と定評。
デビュー10年にあたる2021年、オリジナル作品集のアルバムCD「ひかり」リリース。
デビュー10年にあたる2021年、オリジナル作品集のアルバムCD「ひかり」リリース。
私がデザインしたポスターデザイン。
2021年4月28日水曜日
4月1日は、我社の創業50周年記念日。
私は会社を起こして50年、デザイナー人生62年を迎えました。
記念日に15名の元社員 皆さんから心温まる創立50周年お祝いメッセージが届きました。思いもかけないサプライズに感激し、温かい皆様の一言一言に涙が出て来ました。本当に感謝です!
振り返ってみると、元社員の皆さんからお褒め頂くような接し方をして来たのか、とても自信がありません。むしろ、非難される事が多かったのではと反省しております。
いい社員に恵まれていたんだと今頃 気が付く私です。
また、今日までご愛顧頂いたクライアントの方々へも、心から厚くお礼を申し上げます。
その日 元社員のキタデザさんに六角堂のお祝いステーキランチへご招待頂きました。
夜は毎年、家内とレストランで創業記念日を祝って来ましたが、
今年はコロナ禍ゆえ 自宅で手作り料理でささやかに祝いました。(笑)
皆さん、本当にありがとうございました。
「リモートお祝いメッセージ」頂き、こんなものがある事を初めて知りました。
便利で新しい時代ですね!
元社員の皆さんから1日遅れで美しい祝花が届きました。
その心遣いに感謝一杯です。
その心遣いに感謝一杯です。
心は感謝の桜で満開です。
昼:六角堂のステーキで元社員のキタデザインさんが創業50周年を祝ってくれました!
心遣いがうれしく感謝一杯です!
2021年4月27日火曜日
80歳を迎えてウォーキング開始。
何年前かウォーキングを始めた事があったが3日坊主で終わった。今回は2ヶ月前から始め、まだ続いている。(笑笑)
自宅から近所の金沢大学を目指して歩くと、途中に「角間の里」がある。
その建物で折り返し戻ってくると30分。
皆から笑われるが80歳では、それぐらいが丁度良い!
ウォーキングの途中、見知らぬ可憐な花やこれから咲こうとする花など、
日頃 気が付かないものが新鮮に見える。
今度は、何とか1年間 続けたい・・・。
道端を見ると、可憐な花達が囁きかけて来る。
仕事に追われていた時代には、気づかなかった花達だ。
仕事に追われていた時代には、気づかなかった花達だ。
老後見つけた小さな幸せかも知れない・・・。
金沢大学へ向かう散歩道。
私が一生懸命歩いていても、学生達がスイスイと追抜いて行く。
悔しいが 自分が如何に老兵かを自覚する。(苦笑)
悔しいが 自分が如何に老兵かを自覚する。(苦笑)
だが、学生は天上の新芽も 地上の可憐な花達も見ない。時々見るのは歩きスマホ。
彼等にとっては、スマホが癒しの花なのかも知れない・・・。
可憐な草花を観るたびに気になっていたのは ポイ捨てのゴミ。
花を観ると必ずゴミが目に入る。
今日はゴミ袋を持ってウォーキング時にボランテァで回収した。
たった15分の片道でゴミ1袋になる。
缶コーヒー・コンビニ袋・ペットボトル等・・・。
中でも驚いたのは、捨てマスクが一番多い。
15分歩いて14枚、1分歩くごとに約1枚落ちている事になる。
誰が捨てるのか? まさか金大学生と思いたくないが・・・。
皆マスクを掛けるマナーは身に付いても、捨てるマナーは身に付いていない。
いつから日本人は、こんなにマナーが悪くなったのか残念。
今日も名も知らぬ雑草を撮って、こんな逸話を思い出した。
「雑草という草はありません。 どんな植物でもみな名前があって、それぞれ自分の好きな場所で生を営んでいる。 人間の一方的な考え方で、これを雑草として決め付けてしまうのはいけない。」
(昭和天皇の言葉/出典 入江相政「宮中侍従物語」)
角間の里に「草木の心」碑が建っている。自然と人との共生のシンボルとして・・・。
風の音を聞き、草木の美しさにあらためて感謝。
しかし、ポイ捨てのゴミは相変わらず続く。マスクも5枚捨てある。
拾っても拾っても後を絶たない。
さすがに家内も気持ち悪がって「もうマスクは拾ってこないで」と言う。
困ったものだ。
「角間の里」付近の景色。
時々 ウグイスが鳴き、長閑で平和のひととき・・・。
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