2013年10月26日土曜日

魅惑のエーゲ海紀行:No.4

旅行5日目、10月9日午後。ペロポネソス半島北西部、イオニア海に面したカタコロン入港。ここはオリンピック発祥の地、オリンピアへの玄関港として近年、多くのクルーズ客船が寄港するようになりました。でも、カタコロン港は、桟橋だけは立派ですが片田舎の小さな集落と云う感じです。
オリンピアの街へはバスで約30分、今日はオリンピア遺跡と考古学博物館観光です!


入港が午後なので午前中は、ゆっくりと朝食出来ます。

到着したオリンピアは、華やかなイメージとは異なりひっそりとしていました。古代から聖域として栄えてきた為、現在も都会の賑わいはありません。
考古学博物館、ゼウス神殿・オリンポス神殿古代の競技場跡練習場跡迎賓館として使われたプリュタネイオンオリンピック競技に招かれた人々が宿泊した建物レオニダイオンヘラ(ゼウスの正妻)の神殿などの遺跡を見学しました。


まず、考古学博物館を見ました。
ゼウス神殿の上部に設置されていた彫刻像群。
(ゼウスは、ギリシャ神話の最高神です。)
下は、有名な銅像ヘルメスです。素晴らしい美しさです。


古代オリンピック発祥の地 オリンポス遺跡は、
今も発掘作業が続いております。
ヘラ神殿跡前にて。

オリンピックの聖火を採火する場所です。
採火の様子が映像で報道されるが普段はこんな様子です。
看板には聖火リレーが1936年のベルリン大会から
始まったと書いてあるそうです。



古代オリンピックの競技スタジアム入口です。
建設当時のままとの事です。
まっすぐに伸びるトラックの長さは192m、幅30m。
ちなみに、観客は男性に限られ女性・子供は、ダメだったようです。
スタートラインとゴールラインが石で刻まれていて、
スタートは立ったまま行っていたようです。
丘の斜面の観客席は、2万人収容できたと云われています。


オリンピック遺跡見学後は、チャータバスで船に戻りました。
今晩は、少しお洒落を楽しむフォーマルナイトです。ドレスコードはフォーマルです。
船長主催のガラ・カクテル・パーテイーでドリンクが振舞われました。


メインはお魚料理を選びました。
一匹丸ごと出てきたのに少しビックリ。(苦笑)

ディナー後『ウノビーノ劇場』で、
船長からからクルーの責任者の紹介がありました。
最後に船長から乗船している乗客のお国の言葉で
一言ずつ挨拶がありました。
(残念ながら日本語はありませんでした)

この日、乗船してから初めてショーを楽しみました。
声量のある歌手で、マイクが要らないくらいの歌声です。
情熱的なカンツォーネとプレスリーの唄が多く、
一寸したラスヴェガスのようでした!


こうして初めてのフォーマルナイトは、楽しくあっと云う間に過ぎてゆきました。
では、この続きは「魅惑のエーゲ海紀行:No.5」で紹介します。





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