2010年6月23日水曜日

不思議な花炭の世界。

昨日、石川国際交流サロンで開催されている「作宮隆の花炭世界」展を観に行った。
花炭(はなすみ)とは、木の実・葉・花・果実など素材そのままの形で炭化させて作る炭の一種だそうです。作宮さんは、6年前からこの花炭で「すべてのものに命が存在し、命は形を変えて生き続けている」をコンセプトにアート作品を創り続けています。
繊細な花弁までもが炭になった作品を見て、大変 不思議な世界を感じました。

彼は、私と同業で東京のデザイン会社のアートディレクターをやっており、また私の母校のデザイン科後輩でもあります。でも、今回が初対面でした。気さくな方で親しく会場で交流させて頂き刺激をもらいました。
実は、私もこの秋9月に、この会場で枯葉アート「Re・vive」展を開催する予定です。

2010年6月21日月曜日

感動の「生け花」。

過日、小さい物を持ち上げようとしたら、グキッと大腰を起こしてしまった。お陰で数日 ずって歩く始末で時分でも情けない思いでした。(苦笑)
最近 体調が優れなかった上、こんな調子で このブログすら更新する元気も出ませんでした。
ようやく良くなったので北國新聞赤羽ホールで開催されている「杉本理照展」を観に行った。久しぶりに感動しました。杉本理照先生のお名前は、以前 友人の高光一生さんから聞いた事があり、一度作品を観たかったし、お話もお聞きしたかったのです。丁度 運良く会場に先生が入っていらっしゃったので勇気をもって話しかけました。初対面なのに気さくに色々貴重なお話をして下さり、いっぺんにその人柄に魅了されました。
杉本理照さんの「生け花」を言葉で表現するのは、難しいのですが「凛とした造形美」の一言につきるかなと思います。そして、80歳にして、なお大作に挑戦する姿に、只々頭が下がりました。
私は、69歳、まだまだ老け込むには早過ぎますね。(反省)