2016年2月22日月曜日

第4回 小松ビジュアル俳句コンテストに入選。

第4回 小松ビジュアル俳句コンテストに応募したところ、私の拙句も珍しく入選。先日、会場の“松雲堂”で表彰式があり、小松市長より二つ折の立派な表彰状を頂戴し恐縮しました。

    「彼岸花 医者の告知を 知らぬ母」

選者の織作峰子さんに心から感謝申し上げます。でも、賞でなく入選です(笑)。やはり賞をとられた方々は上手ですね!




小松市長のご挨拶

二つ折の立派な表彰状に恐縮しました。(笑)




第4回 小松ビジュアル俳句コンテスト入賞・入選作品集の
最後のページに掲載されました。(笑)

「彼岸花 医者の告知を知らぬ母」

私の母は、亡くなってからもう20年。大腸癌でした。
でも、最後まで医者の告知を知らす事が出来ませんでした。
私は、今でも心の中でこれで良かったのか? ・・・と
自問自答しております。
なぜ知らせなかったかと言うと、母が入院し
最初 医者が腸閉塞と診断した時、母が
「あぁ、良かった。癌と云われたらショクで絶対私死ぬわ」
と言ったのがブレーキとなってしまったのです。
そんな悔やみがこの俳句となりました。














2016年2月19日金曜日

室生犀星記念館「蜜のあはれ」B2判ポスター & A4チラシが完成。

室生犀星記念館「蜜のあはれ」B2判ポスター & A4チラシが完成。犀星晩年の幻想小説「蜜のあはれ」。全編が会話のみで構成され、妖しくもみずみずしいこの幻想小説は、発表から半世紀以上を経た現代においても少しも色あせず、濃厚な色彩を放っています。これまで何度も朗読劇やラジオドラマなどで演じられてきましたが今春、犀星も望んだ映画化も初めて実現しました。映画ポスターと並列で貼られる事もあるので、企画展ポスターのデザインする時 プレッシャーが強かったです。 
●展覧会は:28年3月12日〜平成28年6月26日まで。
●映画は:28年4月1日〜全国公開

私のデザインした室生犀星記念館企画展「蜜のあはれ」チラシ。


私のデザインした室生犀星記念館企画展「蜜のあはれ」ポスター。

映画「蜜のあわれ」ポスター&ちらし。
映画タイトルは「あはれ」でなく、現代風に「あわれ」に変えられています。






2016年2月14日日曜日

金沢21世紀美術館「井上有一展」へ。

昨日、金沢21世紀美術館で開催中の「井上有一展」へ。

生誕百年を記念する大回顧展。型破りで自由な書の世界を堪能、特に絶筆と言える「心」や思想と生き様の一致した「貧」に深く心うたれた!また当日、レクチャーホールで芳賀徹(東京大学名誉教授・京都造形芸術大学名誉学長・静岡県立美術館館長) × 海上雅臣(美術批評家)の対談があり、並んだが50名で打切りで入れず残念無念。


◉詳しくは:https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=17&d=1727

絶筆と言える「心」

思想と生き様の一致した「貧」




木炭による書、死に向き合って制作された《宮沢賢治童話 なめとこ山の熊》