2011年4月18日月曜日

シャクティ公演[銀河鉄道の夜]。



    競演者で国際的に活躍するエンターティナー ミカ・ハカ氏

     公演後の舞踊家シャクティさん(中央)と旦那さま(右)

16日、京都府立文化芸術会館で公演された「銀河鉄道の夜」を観た。
私が25年前から応援している友人の日印混血舞踊家シャクティさんから、公演に招待されたからです。
ご存知のように
「銀河鉄道の夜」は、宮沢賢治原作ですが、シャクティ&ヴァサンタマラ印度舞踊研究所が“生と死と愛の幻想と副題をつけて公演した舞踊です。
シャクティさんは云います「宮沢賢治は生と死の問題に魅了されました。私もです! 人生は死に至る旅です。素晴らしい旅です。そして、死は銀河鉄道の終着駅なのです。その向こうに何が待っているか、誰も知りません。でも、私たちは進むのみですと・・・。
今回は、ニュージランド・マオリの血をひく国際的に活躍するエンターティナー ミカ・ハカ氏をゲストに迎えて競演し、エネルギーあふれる舞台となり圧倒されました。

    私がデザインした18年前のシャクティ金沢公演のチラシ。

●Shakti シャクティ
日印混血の舞踊家。エロスとタナトス、生と死をテーマに踊る。主に海外で活躍し、90年代半から今日迄「クィン・オブ・ザ・フリンジ」と呼ばれ「魂を揺さぶる衝撃の舞踊家」と各国で賞賛されている。
●Mika Haka ミカ・ハカ
ニュージランドのアオテアロハ島で誕生。オークランド在住。マオリの女王、英国チャールズ王子の前で歌い、喝采をあびる。マオリの魂をもつ「ダイナミックなゲイ・マオリ・エンターティナ」として世界を舞台に活躍。

●興味のある方は、
 http://www.shakti.jp/
 http://www.thegarageinternational.com/VIDI/index.htm



2011年4月12日火曜日

冨岡 省三の目 写真展 ―刻のすがた―。

         一見 抽象画のような不思議な写真。


           個展会場で富岡先生(左側)と。

先日「冨岡 省三の目 写真展―刻のすがた―」を観た。
一見、抽象画のように見える大胆なアップ写真に惹かれました。写真は、目に見えるものが当然写るのですが、目に見えないものがなんとなく感じられるそんな感じです。
富岡先生の案内文には、こう書かれています。「今思えば、石川国際交流サロンの開所以来お世話になっています。 そして毎年目標をたてながら、個展を開いています。 齢を重ねるごとに、いつしか一期一会・諸行無常・温故知新・一意専心の四字熟語の意味することが理解できるように思えます。 今年は10年目という節目を迎えることに感謝しています。 以来 お知り合いになった、書家 水野博龍先生が私の気持ちを書に託してご出品いただきますことに感謝を申し上げます」
展覧会は、もう終了しましたが印象に残る写真展でした。

●石川国際交流サロンのホームページは、
 http://www.ifie.or.jp/japan/facilities/salon/home_salon.html

2011年4月11日月曜日

富永和雅・かずよ染織展。

           個展会場で富永かずよさんと。
            現代的な商品も沢山有りました。

春になると多くの友人・知人が個展を開催される。お陰で私は、楽しいギャラリー廻りで忙しくなります。
「金沢・クラフト広坂2Fギャラリー」で4月10日まで開催された【富永和雅・かずよ染織展】の富永ご夫妻も昔からの友人で、この加賀友禅の地で苦労して草木染の【天加織】を開発された方です。
DMのタイトル副題に[糸へのいたわり、織へのこだわり]とあります。また、案内文には「金沢の南—美しい自然の中で、天然素材にこだわり、染めて織ることを積み重ねて生まれた二人の作品。長い冬、待ちこがれた春。その息吹をそのままうつしとったかのような春の力が感じられる作品との出会いをお楽しみくださいませ」とあり、お二人の人柄がそのまま文章になったようです。

●金沢・クラフト広坂2Fギャラリーに興味の有る方は、
 HPヘアクセスを。http://www.crafts-hirosaka.jp

2011年4月7日木曜日

尾田伊生さんの家具展。

         オープニングパーティで尾田さんと。

先日、石川県立伝統産業工芸館で開催された尾田伊生さんの家具展【木があたえてくれた世界】のオープニングパーティに行って来た。
沢山の友人・知人が集まっていて、尾田さんの人気の高さが分かりました。明日からイタリアへ20日ほど旅に行ってくるのだと嬉しそうに話していたのが印象的でした。
尾田さんとは、随分前からの付合いですが、工房が我家から車で5分ぐらいの卯辰山の麓にあり、時々工房を訪ねます。我家の茶室のテーブルも昔 尾田さん依頼して作ってもらったものです。
尾田さんの家具は、何気ない作りに見えますが、どこか洗練された魅力があるので不思議ですね。

2011年4月4日月曜日

我社創業40周年記念日。

       金沢ニューグランドホテルオープン予告ポスター
       ( 5月開業なので緑の空に、周りの帯の色は銀色 )

今年の4月1日(エイプリルフール)が、我社の創業40周年記念日でした。
よくぞ長持ちしたものだとつくづく思う。もっともかって8人いた社員は、今は誰もいなく、私と妻の2人の会社となりましたが・・・。
妻と2人でささやかなお祝いのと云うか、ご苦労さんと云うか 慰労の食事会を「宝生寿し」でしました。
40年前からのクライアントの一つに金沢ニューグランドホテルがあります。写真で紹介する「ホテルオープン予告ポスター」が始めての仕事でしたが、今も仕事をさせて頂いている事にあらためて感謝します。
また、創業5年後に無謀にも社屋を建てて返済に苦労した日々も、今は懐かしく感じます。社屋を銀色にして「銀はうす」と名付け、やがて「金はうす」になる事を目指して頑張りましたが、残念ながら今も銀色のままですが、それなりに楽しいエピソードです。
創業日を記念して、流れ去った40年の日々に乾杯!

     創業時から5年後、建設した我社の社屋「銀はうす」