2016年4月14日木曜日

ベトナム紀行−2:ハロン湾の風に吹かれて。

今日は、いよいよハロン湾クルーズへ。

4月9日朝、ホテルを出発し 2,000もの奇岩がそそり立つ風光明媚なハロン湾クルーズの開始。その幻想的な景観は、水墨画にも似て「海の桂林」と形容されています。
ハロン湾の「ハ」は降りる、「ロン」は龍で「龍が降臨する」の意味です。1994年、ユネスコから世界自然遺産に指定されております。

朝、眼を覚ますと客室から 遠くに島影が霞むハロン湾が見えました。
さあ、出発です。

ハロン湾一番の見所と云われる彫刻作品のような闘鶏島。 
二羽の鶏が闘っているように見えますか?

舟のトップデッキでゆったりと島々を眺めながらクルーズです。
クルーズの途中に手漕ぎ舟(6人乗り)に乗り換え、島の洞窟をくぐります。
洞窟の向こうは、ぽっかり空いた静寂の世界でとても癒されました。
カプリの青の洞窟のよう、いや緑の洞窟ですね。

クルーズの途中に湾内の島に上陸。鍾乳洞(ティエンクン洞)を見学します。
巨大な鍾乳洞で階段がきつく年配者に大変でした。やっと出口に辿り着き、湾内を見下ろす高台に立つと、爽やかな風に吹かれて疲れも癒されます。

内部のスケールは圧巻。ライトアップされて幻想的です。
洞窟の隙間から差し込む日差しが美しい!
「ティエンクン洞」は、漢字で「天宮洞」で表され、
この光が天宮に続いているようだと名付けられたようです。


鍾乳洞から舟に戻り、待ちに待ったランチタイムです。
舟に新鮮なエビや蟹・貝などを売りに来た漁師から
好きなものを買って舟のコックに料理をしてもらいます。
私達は、日本にない巨大なシャコを頼みました。
舟で海鮮料理を楽しんでいるうちに、
やがて港に帰ってくる絶妙なコースづくりです。

港から一旦、宿泊ホテルに戻り少し休憩した後、
夕方からタンロン水上人形劇観賞へ。

海上で冷えた体をホテルのテラスで、ホットコーヒーで温めました。

タンロン水上人形劇場は、1,000年続くベトナムの伝統芸能。
熟練の人形師達が水中に延びてる竿を巧みに操って、
人形や龍を緩急自在に演じます。
水面を舞台にして伝説や昔の生活を題材の短い劇が、
伝統楽器の生演奏とともに演じられます。
以外に人形師は、若い方々でした。
こうして3日目の夜は、更けて・・・。






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