2012年4月7日土曜日

凍れる北朝鮮国境紀行。

4月12日〜14日打ち上げか? と云われている北朝鮮のミサイル発射実験ですが、先日 北朝鮮国境を見に行ってきました。私は2度目ですが、あまり関心のない家内に少し考えて欲しいと思い今回は、2人連れで行きました。私達が国境を見ても何も変わる事はないのですが、凍れるような寒い日で身が引き締まりました。

        滔々と流れる臨津江(イムジンガン)。

朝鮮戦争で南北が分断された韓国には、北に故郷を持つ人が1000万人といわれています。
ソウルから車で約1時間の所に、北の風景を自由に眺められる所が、1992年9月にオープンした「オドゥ山統一展望台」です。この展望台は、漢江(ハンガン)と臨津江(イムジンガン)が合流する地点の韓国側に建てられたものです。川一本をはさんで北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の 開豊(ケプン)郡の農村地帯を見ることができます。集合住宅用らしい建物、農業用の倉庫のようなもの、畑、背後に広がる山々・・・。ここからだと北朝鮮ま で最も離れているところで、3.2km、一番近いところで460mです。まだまだ未知の国である北朝鮮の地を眺めることができます。以前は、お互いに宣伝放送をしていてとてつもなくうるさかったそうですが、近年お互いに合意して宣伝放送を取りやめたそうです。
1,2階の展示館には、北朝鮮の暮らしと朝鮮半島の過去・現在・未来が分かる写真や映像資料が準備されており、北朝鮮で作られた商品も購入できます。

ちなみに、かってフォーククルセダーズが反戦歌として歌った「イムジン河」は、この臨津江(イムジンガン)のことです。
歌を聴きたい方は、
http://www.youtube.com/watch?v=M6I7byV5Zu8 を!

「オドゥ山統一展望台」の近くにある臨津江を渡る唯一の橋。鉄条網の向こうの白い鉄橋が臨津江(イムジン川)の南北を渡す唯一の橋。

手前が「自由の橋」。1953年7月27日休戦協定締結後、12,773名の捕虜が「自由万歳」と叫びながらこの橋を渡ってきたことから、この名前がつけられました。この橋の途中で鉄柵があり、向こうへは行けません。

「オドゥ山統一展望台」に設置されている北朝鮮の一般家庭の居間。

この北朝鮮の国境を見る度、私は日本の平和の有難さと常に自分に「平和ボケ」にならないよう肝に銘じて帰国します。

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