2017年11月21日火曜日

中国・西安旅行記ー3日目

3日目、世界八番目の不思議と呼ばれる世界遺産「兵馬俑へ。


朝 ホテルをバスで出発。秦の始皇帝を守る為に造られた地下大軍団「兵馬俑へ。到着した「秦の始皇帝兵馬俑坑博物館」の大きさにまず驚く。
フランスのジャック・シラク元大統領は、兵馬俑を訪問した際「世界8番目の不思議」と形容したそうです。

始皇帝は中国史初の皇帝。その強大な力で巨大な陵墓を建設。これが「秦始皇帝陵であり、1974年に地元の農民により偶然に発見された。
「兵馬俑は、この陵を取り巻くように配置されており、その規模は2万m2余におよぶ。3つの俑坑には 戦車が100余台、陶馬が600体、兵士俑は成人男性の等身大で約8000体、どれ一つとして同じ顔をしたものはない。また、かつては兵士俑の夫々に顔料で彩色がされていたことも発掘調査で判明している
その後、宮殿のレプリカや文官や芸人等の俑も発掘されている為、生前の始皇帝の生活そのものを来世に持って行こうとしたものであると考えられている。
そして今、始皇帝のお陰で年間500万人が訪れ、入場料の総額は4億8千万元(約72億円)に上り、中国観光経済に大きく貢献している。
さすが始皇帝、現代風に云えば GOOD JOB!(笑)



朝 宿泊ホテルをバスで出発。


広大な「秦の始皇帝兵馬俑坑博物館前広場。
1号坑の兵士俑UP。

始皇帝陵兵馬俑坑1号坑。
最大の1号坑は長さ230メートル、幅62メートル、深さ5メートル、
総面積14260平方メートル、兵馬俑の数は約6000体、
2号坑は6000平方メートル、俑の数は1000体余り、
3号坑は500平方メートル、俑の数は58体に過ぎず、規模が一番小さいが、
地下軍の司令部に相当する所らしい

修理中の兵士

始皇帝陵兵馬俑坑「銅馬車館入口
発掘された時の4頭立馬車の様子。
銅馬車館」の中に入ると秦始皇帝がこの様な馬車で
全国を巡行したと云う銅製4頭立馬車の遺物を中心に、
馬具の見事な装飾品が展示されている。


左:下級兵士/中央:中級兵士/右:上級兵士(大将)

お土産店の前で。

巨大な始皇帝像の前で。
秦始皇帝陵。
大きな山そのものが墓であるのに驚く。
史記には始皇帝の遺体安置場所近くに「水銀の川や海が作られた」とある。
この記述は長い間、誇張された伝説と考えられていたが、
1981年に行われた調査によると
この周囲から水銀の蒸発が確認され、
真実である可能性が高いそうです。


玄奘三蔵の像と大雁塔。

大雁塔は、652年に唐の高僧玄奘三蔵が
インドから持ち帰った経典や仏像などを保存するために、
高宗に申し出て建立した塔。
高さは7層64m。大慈恩寺の境内に建っている。
玄奘の設計により、当初は5層であった。各階に仏舎利がおさめられ、
経典は上層部の石室に置かれた。玄奘自ら造営に携わったと伝わる。

頑張って最上階 (7階) まで登りました。
階段数は、般若心経の文字数にちなみ 262段 (?) だそうですが、
とにかく老体には辛かったが、西安市内が一望され気持ち良かった。
広い通りが大雁塔から真っ直ぐに走っていて、 
日本の平城京や平安京の手本となったそうです。


大慈恩寺本尊のお釈迦様。

ここで1句
「 西 安 の 仏 微 笑 む 小 春 か な 」 呂  修



夕食後は、オプションで「唐歌舞ショー」へ。
ひととき中国美女の舞に酔った!!!
今日は、待望の兵馬俑も観て満足したし、
今夜は、ゆっくり中国美女の夢でも見よう。(笑)








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