2021年4月27日火曜日

80歳を迎えてウォーキング開始。

何年前かウォーキングを始めた事があったが3日坊主で終わった。今回は2ヶ月前から始め、まだ続いている。(笑笑)

自宅から近所の金沢大学を目指して歩くと、途中に「角間の里」がある。
その建物で折り返し戻ってくると30分。
皆から笑われるが80歳では、それぐらいが丁度良い!
ウォーキングの途中、見知らぬ可憐な花やこれから咲こうとする花など、
日頃 気が付かないものが新鮮に見える。
今度は、何とか1年間 続けたい・・・。

道端を見ると、可憐な花達が囁きかけて来る。
仕事に追われていた時代には、気づかなかった花達だ。
老後見つけた小さな幸せかも知れない・・・。

金沢大学へ向かう散歩道。
私が一生懸命歩いていても、学生達がスイスイと追抜いて行く。
悔しいが 自分が如何に老兵かを自覚する。(苦笑)
だが、学生は天上の新芽も 地上の可憐な花達も見ない。時々見るのは歩きスマホ。
彼等にとっては、スマホが癒しの花なのかも知れない・・・。




可憐な草花を観るたびに気になっていたのは ポイ捨てのゴミ。
花を観ると必ずゴミが目に入る。
今日はゴミ袋を持ってウォーキング時にボランテァで回収した。
たった15分の片道でゴミ1袋になる。
缶コーヒー・コンビニ袋・ペットボトル等・・・。
中でも驚いたのは、捨てマスクが一番多い。
15分歩いて14枚、1分歩くごとに約1枚落ちている事になる。
誰が捨てるのか? まさか金大学生と思いたくないが・・・。
皆マスクを掛けるマナーは身に付いても、捨てるマナーは身に付いていない。 
いつから日本人は、こんなにマナーが悪くなったのか残念。




今日も名も知らぬ雑草を撮って、こんな逸話を思い出した。
「雑草という草はありません。 どんな植物でもみな名前があって、それぞれ自分の好きな場所で生を営んでいる。 人間の一方的な考え方で、これを雑草として決め付けてしまうのはいけない。」
(昭和天皇の言葉/出典 入江相政「宮中侍従物語」)

角間の里に「草木の心」碑が建っている。自然と人との共生のシンボルとして・・・。
風の音を聞き、草木の美しさにあらためて感謝。
しかし、ポイ捨てのゴミは相変わらず続く。マスクも5枚捨てある。
拾っても拾っても後を絶たない。
さすがに家内も気持ち悪がって「もうマスクは拾ってこないで」と言う。
困ったものだ。

















「角間の里」付近の景色。
時々 ウグイスが鳴き、長閑で平和のひととき・・・。



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