2010年8月29日日曜日

無言館の青春。

この1ヶ月あまり、個展の準備に追われ旅にも出られず、ブログを更新する材料もありませんでしたが、先日、尊敬する方から「無言館の青春」と云う御本を贈られました。
その方からお盆前に、無言館についての説明をお聞きし、個展が終わったら私も行って見ようと思っていたところでした。その方は、先日2度目の訪問をなさったそうで、そのお土産に本を私に送って下さったのです。
偶然、お盆の14日にTVドラマ「歸国」を見ていたら、その「無言館」が出てきて驚きました。倉本聡の「歸国」は、棟田博「サイパンから来た列車」をもとにつくられたそうです。
無言館は、正式には戦没画学生慰霊美術館「無言館」といい、長野県上田市にあります。第二次世界大戦で没した画学生の慰霊を掲げて作られた美術館で、「信濃デッサン館」の館主 窪島誠一郎さんが平成9年5月2日に開館されたものです。
私は、太平洋戦争開戦の年に生まれた事もあり、現在の平和が過去の多くの犠牲の上に築かれた事だと信じております。だんだん戦争記憶が日本人の若い方々から消えていくのが心配です。忘れてならない平和への代償なのに・・・。
        写真は、無言館ガイドHPより

興味のある方は、http://www.kk.iij4u.or.jp/~sjmatsu/mugonkan/mugonkan.html

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