2011年もあと1日。本当に大変な1年でした。
日本人として生涯忘れる事が出来ない東日本大震災があり、タイでは大洪水があり、世界中で経済危機がおこり、まるで天が怒っているように思える1年でした。来年こそ良い年であって欲しいと心から祈っております。
人生は 旅。 さぁ 風に吹かれて旅へ出よう。
吹く風は、喜怒哀楽 永遠に解けない悩み 惑いの風・・・。
山頭火は詠う「何を求める風の中ゆく」
そして、ボブ・ディランは歌う「答えは 友よ風の中にある」と。
まず、先週の日曜日:日本映画界 最高齢99才の巨匠・新藤兼人監督の「一枚の葉書」を観た。
主演の大竹しのぶが、胸を打つ迫真の演技をみせる。
映画としては歴史にもとずく為、教科書的にならざるを得ないのか、期待したほどではなかった。でも、山本五十六が世論を煽り 戦争を煽るメディアを痛烈に批判してたのが、今の原発問題にも通じて見えてた。また、マスコミ 及び それに踊らされた国民の軽佻浮薄さを批判視点で描いたのも新鮮だった。そして、開戦を煽っていた新聞記者(香川照之)が、敗戦後しゃあしゃあと民主主義の記事を書いてるところが、皮肉にも一番印象に残った。マスコミ人に ぜひ見て貰いたい映画ですし、国のリーダーも私達も、歴史からもっと学ぶべきと痛感した。
この映画で、山本五十六が日本海海戦で左手の指2本無くしている事も初めて知った。それにより日本の傷痍軍人第1号だそうです。
上段左より No.1-小川 修/No.2-杉田明維子/No.3-島津勝彦
まず、私の缶バッチデザインです。プロジェクト名の「鶴の恩返し」の鶴そのままですが・・・。
缶バッチの台紙デザインです。
私がデザインした陳健太郎イベントのポスター&チラシ