2016年4月16日土曜日

ベトナム紀行−3:ハノイの喧噪へ再び。

4日目、再び喧噪のハノイへ。

4月10日朝、ホテルを出発 3時間半かけて、再び喧噪の街 ハノイへ戻り 市内観光へ!
まず 世界遺産「タンロン遺跡」へ。11世紀から800年間 ベトナムを統治していた王宮があった場所です。“タン”は昇る、“ロン”は龍の意味で、遺跡皇城 昇龍。ここから龍が天に昇り、ハロン湾に降りたとガイドが説明していました。

屋内の展示室には、発掘作業の様子や出土品が展示されており
自由に見学する事が出来ます。
敬天殿です。見所は この階段脇の龍です。
この建物地下にベトナム戦争時の作戦司令室がありましたが
写真撮影禁止でした。

タンロン遺跡見学を終え、北門から出て来たところに
丁度、7日にベトナム新首相に就任したグエン・タン・ズン首相に
バッタリ出会いました。I came from Japanと声を掛けたら
厚い握手を交わしてくれビックリしました。
(SPもいましたが 遮りませんで不思議でした)

旧フランス総督府、現 迎賓館。
厳重なセキュリティで門外での撮影です。
植民地時代の建物はクリーム色と臙脂色の屋根が多く、
現在 新しく建てられる住宅もこの”コロニアル調”が人気だそう。
フランス植民地時代の建築の中でも、ひときわ美しい建物です。

新国会議事堂。
地上5階・地下2階建、高さ39m、総床面積 約6万平方米の正方形の建物。
建国から今日に至る中で最大規模、且つ近代的な公的建築物です。

ベトナム建国の父を祀る  「ホーチミン廟
国会議事堂に向かって建つ総大理石造りの建物で、ハスの花をかたどっている。
内部にはベトナムの民族的英雄、ホーチミン主席の遺体が
ガラスケースに入れられて安置されているそうです。

霊沼池の中に一本の柱で支えられた小さなお堂 蓮花台。
その名も一柱寺(いっちゅうじ)。
1049年に創建された仏教寺院ですが
柱がコンクリートで出来ていて少し興ざめでした。

主な観光地を巡った後は、
いよいよバイクで大混雑の旧市街地を電動カートに乗って巡ります。
これがスリル満点でバイクとの隙間2〜3cm、運転技術の天才か?
と思わせるシーンの連続でした。
こんなに みんなバイクに乗ってどこへ?  と
つい思ってしまう・・・。(笑)

旧市街の喧噪巡りを終わって、電動カートを降りた所が
緑に囲まれたホアンキエム湖。
ここでほっと一息。ようやくハノイ市観光が終わった。

夕食後、帰国の為、ノイバイ空港へ到着。 
こうして思い出多い私のベトナム観光は終わった・・・。

今回の旅でも感じた事は、この方の言葉の数々。
ぜひお読み下さいませ。
http://tabi-labo.com/102953/reasons-for-travel2/

結局、「幸せ」ってなんなの?
考えるキッカケに

多くの旅人たちが感じることでもあるが、世界中の人々は基本的に同じものを望んでいる。「幸せの意味」だ。 それはお金なのか、休日の時間なのか、それとも家族と一緒にいることなのか。 人によって、幸せの定義が違うことを肌で感じられることこそ、旅をする最大の魅力だろう。





2016年4月14日木曜日

ベトナム紀行−2:ハロン湾の風に吹かれて。

今日は、いよいよハロン湾クルーズへ。

4月9日朝、ホテルを出発し 2,000もの奇岩がそそり立つ風光明媚なハロン湾クルーズの開始。その幻想的な景観は、水墨画にも似て「海の桂林」と形容されています。
ハロン湾の「ハ」は降りる、「ロン」は龍で「龍が降臨する」の意味です。1994年、ユネスコから世界自然遺産に指定されております。

朝、眼を覚ますと客室から 遠くに島影が霞むハロン湾が見えました。
さあ、出発です。

ハロン湾一番の見所と云われる彫刻作品のような闘鶏島。 
二羽の鶏が闘っているように見えますか?

舟のトップデッキでゆったりと島々を眺めながらクルーズです。
クルーズの途中に手漕ぎ舟(6人乗り)に乗り換え、島の洞窟をくぐります。
洞窟の向こうは、ぽっかり空いた静寂の世界でとても癒されました。
カプリの青の洞窟のよう、いや緑の洞窟ですね。

クルーズの途中に湾内の島に上陸。鍾乳洞(ティエンクン洞)を見学します。
巨大な鍾乳洞で階段がきつく年配者に大変でした。やっと出口に辿り着き、湾内を見下ろす高台に立つと、爽やかな風に吹かれて疲れも癒されます。

内部のスケールは圧巻。ライトアップされて幻想的です。
洞窟の隙間から差し込む日差しが美しい!
「ティエンクン洞」は、漢字で「天宮洞」で表され、
この光が天宮に続いているようだと名付けられたようです。


鍾乳洞から舟に戻り、待ちに待ったランチタイムです。
舟に新鮮なエビや蟹・貝などを売りに来た漁師から
好きなものを買って舟のコックに料理をしてもらいます。
私達は、日本にない巨大なシャコを頼みました。
舟で海鮮料理を楽しんでいるうちに、
やがて港に帰ってくる絶妙なコースづくりです。

港から一旦、宿泊ホテルに戻り少し休憩した後、
夕方からタンロン水上人形劇観賞へ。

海上で冷えた体をホテルのテラスで、ホットコーヒーで温めました。

タンロン水上人形劇場は、1,000年続くベトナムの伝統芸能。
熟練の人形師達が水中に延びてる竿を巧みに操って、
人形や龍を緩急自在に演じます。
水面を舞台にして伝説や昔の生活を題材の短い劇が、
伝統楽器の生演奏とともに演じられます。
以外に人形師は、若い方々でした。
こうして3日目の夜は、更けて・・・。






2016年4月12日火曜日

ベトナム紀行−1:熱気の向こうに。

今年初めての海外旅行は、熱い国 ベトナムへ。

4月6日昼、小松空港を飛び立ち、韓国インチョン空港で乗り換え、深夜 ベトナムの首都ハノイ・ノイバイ空港着。寒い金沢から一挙に 熱帯夜の街へ。そのままホテルへ、長い1日が終わりました。年老いると、この長い移動時間が段々キツくなりました。
それでも また旅に出るのは何故でしょうかね ?

韓国インチョン空港での乗り換え。

ホテルは、HANOI SAHUL HOTEL
翌朝、宿泊した部屋から見た朝の出勤風景。
バイクが圧倒的に多いと言われていたが、それ程でもないなぁ〜
と思ったが、後で街に出たら大間違いだった!(笑)

朝食で親切に世話して頂いた若いウエィターと記念写真。
ベトナム料理と云えば、やはりフォーにつきます。
朝食に出たこの魚のフォーは、私の口に合いました。
きっとその土地の空気や香りが絶品のスパイスなんですね。


2日目は、ハノイ市内観光。

まず、ハノイ・オペラハウスへ。1911年にパリのオペラハウスを模したものとなっています。ハノイに残るフランス建築の中で最大規模 かつ最も荘厳で美しい建築物と言われています。残念ながら内部見学不可で見れませんでした。

ハノイ・オペラハウス。

街中で見かけたリヤカーでも物売り。

どうなってるの?と言いたくなる街中の電線。
もう至る所に鳥の巣のような風景です。
1本でも切れたら どうして探すのでしょうか?
本当ミステリィーですね。


 次は、ハノイ最大のマーケット「ドンスアン市場」へ。

市場の中に入ると、ぎゅうぎゅう詰めにショップが並びます。果物、野菜、魚介類、お肉などの食品から日用雑貨、生地、衣料品、バッチャン焼や少数民族の民芸品の土産品、革製品、化粧品、アクセサリーなど何でもありのドンスアン市場。
その熱気と物凄い匂いで日本人は耐え切れない様子。 私は終戦後の闇市を知りませんが、こんな感じでは? と猥雑感いっぱいの市場です。平和で安心・安全・清潔な日本人が失った逞しさに溢れていました。
あまりの混雑ぶりで、迷子になったら大変と写真も撮れませんでした。(笑)
生きた大きなカエルを包丁でバスンバスンと切る、
白い腹をひっくり返して投げ出されるカエルを
見ていると怖くなります。その他スッポンや雷魚なども。
色とりどりの果物やスパイス等、珍しい食品がずらり並んだ店頭。


観光バスから眺めた道の側面に描かれた世界一長いモザイクアート。
地元のジャーナリストの提案で発起したこのプロジェクトは、
2007年にスタート、遷都1000年を祝う2010年に完成。
その全長4キロ、ギネスブックにも世界一長いモザイクアートとして認定。
モザイクには、ハノイ市近郊にあり古くから陶器の生産地として知られる
バッチャン村で作られたセラミックが用いられているそうです。


昨年オープンしたハノイ市最大のスーパーマーケットがイオンです。

ベトナム戦争の痕跡を街中で見つける事は、なかなか出来ません。
ミグ機が並んだ「ベトナム軍事歴史記念館」を見かけました。
昼食後、ハロン湾へ行く途中に寄った
古くから陶器の生産地として知られるバッチャン村の
陶器店でアオザイ服の美人ベトナム娘と記念写真。

そして、車で3時間半  ようやくたどり着いたハロン湾のホテル。
Star City Hotel
客室は、シンプルで清潔でした。
(2日目のバス総走行距離約216km)

さあ、明日は期待のハロン湾クルーズへ。






2016年4月2日土曜日

我社の創業45周年記念夕食会。

昨夜は、我社の創業45周年記念夕食会へ。
我社を卒業して大活躍中のOBデザイナー達が、私達2人をお祝いしてくれました。
45年前、独立した4月1日がエイプリルフールだった為、DM出しても嘘だろうと言われた事が懐かしい。(笑)
若い4人は2時間半話っぱなしの元気さだが、老兵デザイナーの私はタジタジ。でも 昔話に盛り上がり、お祝いの花や品も頂戴し、愉しくも感謝感激の一夜でした。皆さん、ありがとうございました!


ホテルがケーキをプレゼントしてくれました!(感謝)


Yさんから頂いた上品なの祝花。(感謝)

Mさんから頂いた素敵な祝花。(感謝)

都合で出席出来なかったMさんから届いた
お祝いの mont-bell のTシャツ。(感謝)