2014年3月31日月曜日

博多紀行紀:36年ぶりの再会!

3月27日〜28日と博多へ旅した。
陶磁作家・福重美和さんの作陶40周年記念した個展を観る為である。
福重さんとは、36年前にある展覧会で作品に魅せられ、九州・福岡の窯場まで逢いに行った。一度も逢った事も無いのに突然 訪ねて来た珍客に、福重さんは驚きつつも親切に暖かく迎えてくれた。その折 買った鳥のデコイは、今も我家にインテリアとして飾られている。
その後、2度ほどお会いしたが、何時しか交流が途絶えて36年も経っていた。最近、福岡の親友・平松氏が facebook で森永さんと言う若き陶芸家と交わした会話に福重と云う文字を見つけ、不思議に思い聞いてみると福重さんの息子さんだと分かった。その息子さんから今度、母が40周年記念の個展をやりますのでぜひとお誘いを受け、あまりの懐かしさに二つ返事で行く事を決めたのである。
30代でお会いしてから36年ぶりの再会なので、心配したが少し会話しただけで昔に戻り 懐かしく感激しました!  作品は、鳥から亀や猫などのオブジェまで広がり独自の世界を展開していた。また、息子さんの作品も近くの会場にあり、白磁の別世界でした。
夜は、永年の親友 平松氏(書道家&デザイナー)の心配りで、福重さん・息子さんや知人のデザイナーで大歓迎会を開いて下さり、楽しい博多 再会の2日間となりました。
熱き友情に感謝感激でした。


小松空港〜福岡行きの飛行機は、やや小さめでプロペラ機。
少し不安を感じたが思ったより揺れも少なくほっとしました。(苦笑)

個展会場で左:福重さん/右:親友の平松氏

作品棚をバックに福重さんと。36年前が夢のようです。

上は、鳥のデコイ。下は、鳥の箸置き。


今回買った可愛い鶏の箸置き。


今も我家にある36年前に私が買った福重さんの鳥のデコイ。

           
今回の福重さんの個展DM。

私の為に集まってくれた夜の大歓迎会に大感激!

若い時、憧れたコピーライターの谷本 幸ちゃんと。

福重さんの息子:森永英一郎さん(磁器作家)と。

幸ちゃんを囲んで、今回の旅で一番お世話になった平松氏(右)と。

歓迎会のお店の前で全員で記念写真。
(全員に多謝深謝)




2014年3月23日日曜日

「人のカタチ 久世 健二 土のカタチ」展。

昨日、西田幾太郎哲学記念館で開催中の「人のカタチ 久世 健二 土のカタチ」展を観た。
この日は、久世先生の講演があり、ご自身の陶作の軌跡を分かりやすく語られました。会場で偶然 永年親交のある福井の建築家・柳川氏(建築事務所“顕塾”社長)と出合い驚いたら、久世先生と同級生だそうで、またビックリ。出会いに感謝です。

展覧会は、3月30日まで。西田幾太郎哲学記念館は「かほく市にあり安藤忠雄設計で有名。詳しくは、http://www.nishidatetsugakukan.org/  を。


ホールで開催された講演会。

久世先生を囲んで記念写真(左:柳川氏/右 私)

展覧会場

展覧会のポスター。





2014年3月20日木曜日

永年の心友(親友)が逝った。

先日、永年の心友(親友)が逝った。彼の名は、山上惠一郎(株式会社ホクチン会長)。努力の一代で金沢の珍味会社「株式会社ホクチン」を築いた男です。
30歳代で出会い、同じ歳でもありすぐ親しくなった。お互い遊びに勉強会と切磋琢磨して来た40年間だった。韓国へ初めて私を連れて行ってくれたのも彼だった。元気だった頃、一緒に韓国の珍味会社視察で“歓迎山上社長”の横断幕で迎えられ、地元TV会社が山上社長にインタビューに来たのに驚いた。韓国でも珍味業界では有名人だったのです。
他の仲間10数人と交流会[心友会]を作ったが、そのネーミングも彼が付けた。その[心友会]のメンバーの中で一番早く癌で逝ってしまった。残念無念。

   君はなぜ 急いで逝くか 冬銀河 (合掌)

韓国の珍味会社視察で“歓迎山上社長”の横断幕で迎えられた
工場前での記念写真(右から3人目が山上氏)

合掌








2014年3月11日火曜日

室生犀星記念館 リニューアルオープン!

3月8日(土)、 仕事をさせて頂いている室生犀星記念館(金沢市千日町)がリニューアルオープンした。記念館は、室生犀星の生家跡に建てられており、犀星はすぐ近くの寺院 雨宝院で育ちました。
ポスター&チラシをデザインさせて頂いたリニューアル特別企画展「犀星遊泳~本多浩コレクション・書庫を飛び出す文学世界」も同日スタート8日のオープン記念イベント「金沢出身の俳優 篠井英介の朗読とトークショー」も、用意した椅子90席を大幅上回る260人が入場。立ち見が出るほど好評でした。現在 金沢でお住まいのフランソワーズ・モレシャンさんご夫妻も出席されていました。

イベント終了後、犀星のお孫さんで名誉館長の室生洲々子を囲んでの記念写真。
(茶房犀せいの村井さん撮影)

デザインさせて頂いた犀星記念館のリーフレット表紙。

(リーフレット中面)

犀星グッズのチラシもデザインしました。
新しいオリジナル商品は、犀星の似顔絵ストラップ(500円)と
犀星自筆のネコとの絵がモチーフのオリジナルハンカチーフ(1,050円)。





2014年3月1日土曜日

「オガタ七尾軍艦所SS」オープン!

3月1日、永年のクライアアント(株)オガタの新しいGSがオープンしました!
場所は、七尾市軍艦所。だから名前も「オガタ七尾軍艦所SS」。
今時 珍しい名前の軍艦所とは、加賀藩が幕末の海防政策の一環として文久2年(1862)に設置したものです。造船所や製鉄所、機械室などが設けられ梅鉢海軍の根拠地や艦船自習地として機能していました。明治維新後の明治2年(1869)には、英国人パーシバル・オーズボーンを招き七尾語学所が開設され多くの著名人を輩出しています。明治4年(1871)に廃藩置県により加賀藩が廃藩となり、七尾軍艦所は明治政府の海軍省に移管され廃止となったそうです。(私も初めて知りました)
今回この「オガタ七尾軍艦所SS」の看板や建物のインフォメーション類を、私がデザインさせて頂きました。私もGSのデザインは、初めてなので心配でしたが、完成したら思っていたより目立って大変喜んで頂きました。(感謝)


道路サイドの正面看板デザインです。

オガタ車検工房のインフォメーションデザインです。
(OGATA ロゴも私のデザイン)

洗車後の仕上げ室のインフォメーションデザインです。
(洗車Makeup Room のネーミングも私が名付け親)






「オガタ七尾軍艦所SS」のすぐ横地にある軍艦所跡碑

(写真:七尾市HPから)