2012年4月26日木曜日

新作オペラ「ラジオスターレストラン-星の記憶-」発表されました。

今年に入り私がデザイン制作してきた新作オペラ「ラジオスターレストラン-星の記憶-」が、昨日ようやく発表されました。金沢出身の俳優・篠井英介さんが特別出演される事がなかなか決まらず、発表が遅れていました。
オペラの原作・脚本は寮美千子さん。音楽は谷川賢作さん。演出は丹下一さん。出演は金沢ジュニアオペラスクール生27名。地球への愛をテーマに、宇宙に飛び出した子供達の冒険ファンタジーオペラです。

        オペラのポスター& チラシデザイン。

           オペラのチラシ裏面。

入場料は、500円席もご用意されています。どうか、8月19日は金沢歌劇座へぜひお越し下さいませ。金沢歌劇座開館50周年記念公演でもあります。
なお、イラストレーションは「山猫あとりゑ」さんです。

2012年4月23日月曜日

皇室や文化人の方々も愛したフレンチディナー。

先日来、デザインしていた「皇室や文化人の方々も愛した老舗のフレンチフルコースディナー」と言う やたら長いタイトルのチラシがようやく完成しました。
貴方が、もし皇室の方々がどんな料理を召し上がられるか? に興味があったら見て下さいませ。私の感想は、一般庶民とそんなに変わらないものだと云う印象ですが・・・。むしろ 日常にどんなお食事をされているのか? の方が興味ありますよね。

2012年4月16日月曜日

天空の城「竹田城跡」紀行。

          まさに天空の城。(ポスターよりの画像)
          大手門あたりでの写真。

先日、日本のマチュピチュと云われている「竹田城跡」へ行ってきました。
私は「竹田城跡」なんて知らなかったのですが友人に薦められ、ホームページの写真を見て これは素晴らしい ! ぜひ行かねばと思い 兵庫県 但馬まで出かけた訳です。
天空の城 の異名をもつ「竹田城跡」は、 雲海に浮かび上がる累々たる石垣群の威容が圧巻です。豊臣時代の代表される山城であり、廃城から約400年を経っても 石垣がほぼそのままの状態で残っており、現存する山城として日本屈指の規模です。それゆえ、頂上まで約1,000m(往復約2,000m)あり、私の脚がよろめき苦難の歩行でした。もう二度と行けませんね。(苦笑)
でも、天守閣跡に立った時は、さすがに感動しました。
思わず一句 「天空の 城にたたずむ 春の旅」 呂修

●興味のある方は、https://www.google.com/search?q=竹田城跡&ie=utf-8&oe=utf-8 を!

2012年4月13日金曜日

韓国で見た不思議なビル。

先日、凍れる北朝鮮国境を見た後、ソウルへ戻り サムスン電子本社ショウルームSamsung d'light(サムスンディライト)を見学した。最新電子機器に弱い私には、よく分かりませんでしたがGalaxyシリーズの最新モデルやアクセサリーが並べられ、素晴らしい展示物であふれかえっていました。

見学後、外へ出たら向いの正面に高く曲がりくねった不思議なビルがそびえ建っていました。何のビルか分かりませんが不思議な気分になりました。詳しく知ってる方がいらしたら、ぜひ教えて下さいませ。

    この写真の左隅のビルも曲がりくねっていますね?

その他、今 韓国で建設予定のビルの形状が、9.11テロ直後の世界貿易センタービルにソックリだとして物議を巻き起こしているそうです。
そのビルは、オランダの設計事務所「MVRDV」が設計し、2015年に韓国ソウルに完成予定の2つのビルです。60階建ての300メートルと54階建ての260メートルの2つのビルから構成されており、中央部分がブロック状の空中回廊で繋がっているという斬新なデザインとなっています。建築家は、凄いものを考えつくものですね。
詳しくは:http://commonpost.boo.jp/?p=21254

2012年4月7日土曜日

凍れる北朝鮮国境紀行。

4月12日〜14日打ち上げか? と云われている北朝鮮のミサイル発射実験ですが、先日 北朝鮮国境を見に行ってきました。私は2度目ですが、あまり関心のない家内に少し考えて欲しいと思い今回は、2人連れで行きました。私達が国境を見ても何も変わる事はないのですが、凍れるような寒い日で身が引き締まりました。

        滔々と流れる臨津江(イムジンガン)。

朝鮮戦争で南北が分断された韓国には、北に故郷を持つ人が1000万人といわれています。
ソウルから車で約1時間の所に、北の風景を自由に眺められる所が、1992年9月にオープンした「オドゥ山統一展望台」です。この展望台は、漢江(ハンガン)と臨津江(イムジンガン)が合流する地点の韓国側に建てられたものです。川一本をはさんで北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の 開豊(ケプン)郡の農村地帯を見ることができます。集合住宅用らしい建物、農業用の倉庫のようなもの、畑、背後に広がる山々・・・。ここからだと北朝鮮ま で最も離れているところで、3.2km、一番近いところで460mです。まだまだ未知の国である北朝鮮の地を眺めることができます。以前は、お互いに宣伝放送をしていてとてつもなくうるさかったそうですが、近年お互いに合意して宣伝放送を取りやめたそうです。
1,2階の展示館には、北朝鮮の暮らしと朝鮮半島の過去・現在・未来が分かる写真や映像資料が準備されており、北朝鮮で作られた商品も購入できます。

ちなみに、かってフォーククルセダーズが反戦歌として歌った「イムジン河」は、この臨津江(イムジンガン)のことです。
歌を聴きたい方は、
http://www.youtube.com/watch?v=M6I7byV5Zu8 を!

「オドゥ山統一展望台」の近くにある臨津江を渡る唯一の橋。鉄条網の向こうの白い鉄橋が臨津江(イムジン川)の南北を渡す唯一の橋。

手前が「自由の橋」。1953年7月27日休戦協定締結後、12,773名の捕虜が「自由万歳」と叫びながらこの橋を渡ってきたことから、この名前がつけられました。この橋の途中で鉄柵があり、向こうへは行けません。

「オドゥ山統一展望台」に設置されている北朝鮮の一般家庭の居間。

この北朝鮮の国境を見る度、私は日本の平和の有難さと常に自分に「平和ボケ」にならないよう肝に銘じて帰国します。

2012年4月3日火曜日

凛とした「杉本理照展」。

北國新聞交流ホールで開催されている「杉本理照展」を観た。
杉本先生は、古流生花松照会の家元であり、60年を越える長い年月を加賀古流の技と心を研究し、多くのお弟子に指導されて来た方です。昨年も個展を開催され、その会場で私がその素晴らしさに惚れ惚れして魅入っていたら、先生が声を掛けて下さり知り合いになれました。
今回もご案内を頂き拝見させて頂きました。高齢になられてもその作品の凛とした力強さに感動しました。
会場で車椅子の先生にお会いする事が出来、そのエネルギーを頂きました。
ありがとうございました。

        行李柳を大胆に使った素晴らしい作品。


        梅古木をすくっと立てた凛とした作品。

   この素晴らしい蒔絵雲流型花台はお父さんの形見だそうです。


花展は、惜しいですが今日迄です。

2012年4月1日日曜日

今日は、創業41周年記念日。


今日4月1日は、当社の創業41周年記念日です。
30歳で独立したので、もう71歳になりました。後継者もいませんから、引退してもう楽隠居しても可笑しくないのです。でも、まだこんな私に仕事を依頼して下さる方もいて、有難く感謝しながら続けております。(苦笑)
今夜は、苦労をかけた家内と2人でささやかに乾杯します。


写真は、創業6年目、無我夢中で建築した現在のオフィスビルへ移転した時の案内DMです。
「銀はうす」と名付けたのは、いつか「金はうす」になりたいという願望からでした。が 35年経った今も銀のままです。いや銅か、アルミですね。(苦笑)