今日は、私の誕生日。とうとう古稀を迎えました。
私は、子供の頃 蒼白く大変 病弱でした。
小学校の時、全校生の中から5人の栄養失調児が選ばれるのですが、
その中の1人でした。 5人は、毎日校舎の中庭で液体の肝油を
太い注射器で呑まされるのですが、それはそれは苦く皆吐き出します。
ゲイゲイ云って吐く度に、俺は長生き出来ないなぁ〜と思ったものです。
“よく生きた”という始めの言葉は、そう云う意味です。
こうして無事70歳(古稀)を迎えられたが、大した事も出来なかった、
けれど一生懸命生きてきた事だけは 確かだなぁ〜
・・・と 考えていたらこの俳句が浮かんだ訳です。
人生は 旅。 さぁ 風に吹かれて旅へ出よう。
吹く風は、喜怒哀楽 永遠に解けない悩み 惑いの風・・・。
山頭火は詠う「何を求める風の中ゆく」
そして、ボブ・ディランは歌う「答えは 友よ風の中にある」と。
2011年2月22日火曜日
2011年2月21日月曜日
映画【太平洋の奇跡】。
昨日、映画【太平洋の奇跡】を観た。涙がこぼれた。
私が生まれたのは、昭和16年。日本が太平洋戦争へ突入していった真珠湾攻撃の年です。そして、今年2011年、その戦争から70年目を迎えました。(私も古稀を迎えた訳です)。
主演の竹野内豊を初め、出演者のほとんどが戦争を知らない方々です。今の日本は、この映画で描かれた大場栄大尉のように、あの戦争を生き抜いた名もなき人々や亡くなった人々の思いを知る事が必要です。私自身、サイパン玉砕を知ってはいても、この映画を観るまで大場栄大尉の事を知りませんでした。また、この映画の原作は、かって銃を交えた元アメリカ海兵隊ドン・ジョーンズの実録小説「タッポーチョ『敵ながら天晴』大場隊の勇戦512日」だそうです。
写真は、全て映画公式サイトより。
映画の公式サイト:http://www.taiheiyo-no-kiseki.jp/index.html
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