2009年12月28日月曜日

加賀友禅技術振興研究所マーク。

今年もあと3日となりました。1年の過ぎ去る早さに驚きます。でも今年は、私にとって好きな旅が出来た素敵な1年でした。多くの方々のお陰と感謝しております。

仕事も、今年最後のデザインとして「加賀友禅技術振興研究所」シンボルマークが完成しました。10月から取り組んで来たので2ヶ月かかった事になります。デザインは、未来に向かって「伝え・活かし・挑む」加賀友禅を、新しい風にたなびき上昇するカラフルな色彩の帯の重ねで表現しました。金沢の梅鉢紋をイメージする中心の丸は「加賀友禅技術振興研究所」を表し、その研究所を中心に「行政、友禅業界、研究者、流通者、消費者」を表す5つの丸が連携して加賀友禅を振興していくイメージです。


では、今年1年ありがとうございました。皆様にとって来る年が素晴らしい年でありますよう!

2009年12月22日火曜日

中国紀行(上海 最終編)

いよいよ最後の観光都市「上海」。上海は、2度目なので大体の観光名所を見ています。「豫園」は、相変わらず観光客で大混雑。「外灘」は、来年の上海万博へ向けて拡張工事をしており、街は、喧噪に包まれておりました。東大路の骨董街で、安物ですが掘出し物を探すのが今回の楽しみでした。値切りに値切ってようやく満足の1品を買う事が出来、今回のツアーが無事終わりました。      観光客で混雑する「豫園」で。
      随所に形の変わった門がある「豫園」。
   「豫園」の「豫」は「愉」に通じ、「楽しい園」と云う意味だ
    そうです。18年の歳月をかけ完成したと云われています。

      東大路の骨董街で値切って買った花器。

   「外灘」の拡張工事看板の前で。来年の万博開幕迄に完成させ
    るそうです。   ご存知の夜の「外灘」夜景。

2009年12月21日月曜日

中国紀行(紹興編)

12月1日。杭州から紹興酒で有名な紹興へ。まず魯迅記念館見学。立派な記念館でした。私は、あまり魯迅について知識が無かったのですが、ツアーの中に本も読まれた方がいて色々教わりました。そこから魯迅の小説の舞台と云われる「咸亭酒店」にて10年物の紹興酒の試飲を楽しみました。その後、全長36kmの杭州湾海上大橋を渡り、ツアー最後の大都市「上海」へ。紹興から上海までバスで5時間弱の大移動、中国の広大さを実感する1日でした。
魯迅記念館にて。魯迅 (1881-1936)は中国の文学者、思想家。浙江省出身。日本に留学して医学を志したが、中国人の精神改造を急務と考え文学に転向した。「狂人日記」「阿 Q 正伝」 など数々の名作を残した。
   ずらりと並んだ工場内の紹興酒の瓶。
上海で宿泊したホテル:上海虹口世紀大酒店。バスローブまで付いた今回の旅行で一番立派なホテルでした。

2009年12月18日金曜日

中国紀行-3(杭州編)

11月30日、無錫から杭州へ。その途中、水郷「西塘」観光を。
西塘は、蘇州の水郷に似ており、ノスタルジックな空気が漂い大変気に入りました。でも水辺の家の暮らしは、情緒ありますがあまり豊かと云う雰囲気でありませんでした。西塘からいよいよ2,000年の歴史を持つ杭州へ。マルコ・ポーロが「世界で最も美しい都市」と称えた事で有名な杭州は、また「天に極楽あり、地上に蘇州と杭州あり」と謳われた土地です。まず有名な13層の「六和塔」を見てから印鑑工場見学。その後、美しい「西湖」散策で一日が終わりました。

   ノスタルジックな情緒の水郷「西塘」の家並み。   輪島朝市のオバさん化した家内と「西塘」の橋の上で。

杭州で有名な「六和塔」。外部は13層ですが、内部は7層です。もう登る元気は、ありませんでした。昔は、ガウディのサクラダファミリア教会の塔の先端まで登ったのに・・・。

   西湖湖畔の印鑑工場内の展示。   夕日が美しい「西湖」

   夕食は、杭州料理で「こじき鶏」(魚皿の左側の料理です)。

      杭州の宿泊ホテルCulture Plaza Hotel Zhejiang。

2009年12月16日水曜日

中国紀行-2(無錫編)

3日目は、蘇州から無錫(ムシャク)へ向けて出発。無錫は、その昔、青銅器に必要な錫が沢山採れた土地だったが、それを秘密にする為、名前を錫が無いと付け「無錫」となったの事です。
途中、船で「太湖」遊覧を楽しみ、その後、淡水真珠工場と珍しい泥人形工場を見学し、早めに無錫のホテルに到着。今日は、ゆっくり休養日とし、夜ホテル内の「足壷マッサージ」で疲れをとりました。
   霧に霞む太湖の船。   「太湖」の遊覧船の中で。   その昔、王様は、こんな船で遊覧したそうです。

   無錫の泥人形工場で。

無錫の4ッ星ホテルForte Concord Hotel Wuxiのロビー。でも中国の4ッ星は、ミュシュランでなく自国で勝手に付けているようですよ!?

2009年12月15日火曜日

中国紀行-1(蘇州〜無錫〜杭州〜紹興〜上海)

11月27日〜12月3日まで中国旅行へ出掛けた。以前から一度、蘇州を見たいと思いっていたのですが、なんと6泊7日すべて3食付、全都市4ッ星ホテルで39,800円というツアーが出たからです。
11月27日、小松空港出発して上海空港着、そこからバスで3時間30分で蘇州に到着。蘇州は、人口役700万人の近代巨大都市でイメージの違いにガッカリ。蘇州料理の夕食を済ませてホテルにチェックインしたのが夜の8時頃でした。その日は、そのままお休みでした。
   近代的な上海空港遠望。
   蘇州料理として出た牛の胃の料理。初めて食べた味でしたが美味し
   かったです。
蘇州で泊まった4ツ星ホテルJINCHENG JINJIANG HOTELのロビー。

2日目、いよいよ蘇州観光へ。まず古鎮同里へ。そこにようやく私がイメージしていた「東洋のベニス」と云われる水郷の古い街並がありました。観光用として保存しているのですね。そこから世界遺産「留園」〜鐘で有名な「寒山寺」を見学。夜は、蘇州運河のナイトクルーズで楽しい1日が終りました。
   古鎮同里の石橋の上で。

有名な唐代の詩人・張継の七言絶句「楓橋夜泊」(意味は、月落ち烏啼いて霜天に満ち、江楓夜泊うたた凄然。兵戈破却す 寒山寺、また鐘声の客船に到る無し)で有名な寒山寺の歌碑。その鐘がある鐘突堂。(お金を出すと突かせてくれる)

中国一の書家が書いたと云う世界遺産「留園」の看板。(その書家の書が、オークションで何億円とかで落札されたと言われているらしい)
世界遺産「留園」の真ん中に位置する池を背景に。

蘇州運河のナイトクルーズで、滝の色が7色に変わるようライトアップされていました。
では、また。続きは杭州観光から。