2009年8月27日木曜日

アマルフィ 女神の報酬。



過日、初のオールイタリアロケで話題の映画「アマルフィ 女神の報酬」を観た。
主演の織田裕二は、今迄そんなに好きな俳優でなかったのですが、この映画では、寡黙で大人の魅力が冴え、好きになった。映画を観た後、妻と2人で秋10月に行こうと決心した。
美しい港町アマルフィは、永年 私が訪ねたいあこがれの町であり、世界遺産認定の高級リゾートです。ギリシャ神話の英雄ヘラクレスが、愛する妖精アマルフィの死を悲しみ、世界で最も美しい場所にその亡がらを埋めたと云う伝説の地でもあります。
また、アマルフィのすぐ近くのポジターノ、ラヴェッロの2都市は、いずれも魅力に満ちた町で映画にも出て来ます。そのラヴェッロにある4ッ星ホテル「ルーフォロ」に日本人の女性がいらっしゃいます。ホテル4代目のオーナーに嫁いだ竹澤さんです。最近、彼女とメール交流をしており、10月に彼女にお会いするのが楽しみです。
アマルフィに興味がある方は、http://ameblo.jp/amalfitana/ で。

2009年8月24日月曜日

歌劇「終わらない夏の王国」上演。

             当日プログラム表紙
             出演の子供達

8日22日、ついに歌劇「終わらない夏の王国」が上演された。金沢ジュニアオペラスクール(KJOS)64人の子供達が、2年間レッスンし実現した金沢発のオペラ公演です。子供が主役の作品がほとんど無いオペラ界にあって、金沢の取組みは、全国的にも注目されています。
私もポスター・チラシ・プログラムをデザインさせて頂き、当日楽しみに観賞しました。子供達の生き生きした演技や歌唱に感動しました。普通の子供でも訓練を重ねると、驚きのパワーを見せる姿に感動したのです。
勿論他にオーケストラや合唱等は、この街ので活躍するプロ・アマの音楽家が参加し、道具や衣装やその他の分野にこの街のボランティアの方々が協力しました。
長年に渡ってプロデューサーを務めている方は、私の長年の友人ですが彼女の辛抱強さの功績だとあらためて敬服しております。

2009年8月15日土曜日

我が家のお墓。


今日は、お盆の15日。物心ついてからお盆のお墓参りだけは、毎年欠かさずに来た。
子供の頃、両親につれられて夕方お墓参りに行く事を、不思議にイヤだと思わなかった。むしろお盆の墓参りのあの何とも云えない墓地の灯や、風の強い日、墓地の松の木が怖いほど揺れていた事等を今でも懐かしく思い出す。
能登の両親が数年前に亡くなり、金沢の自宅近くの墓地にお墓を移す事になり、私がお墓のデザインをした。
お寺の規制が色々あり、思ったように出来上がらなかった。…が自分がデザインしたお墓にやがて自分も入るかと思うと複雑な気分だった。
我が家は、代々浄土真宗なので墓面に「倶会一処」と刻んだ。倶会一処とは、先に浄土に往生している先祖たちと、共に同じ浄土に生まれかわり、会えると聞いたからです。
でも、あまり親孝行だったと云えない私が、両親に会えたらまた叱られそうで・・・。

2009年8月11日火曜日

津幡のひまわり畑。



先日、津幡の「ひまわり畑」を見に行って来た。
以前から一度見たかったのですが、中々行けずやっと念願かないました。
あのゴッホが愛した「ひまわり」が35万本。中が迷路になっていて、
展望台にたどり着くまで色々迷います。
楽しい子供の頃を思い出したひとときでした。

2009年8月10日月曜日

未完の横尾忠則。


金沢21世紀美術館で「未完の横尾忠則」展を見た。会場に氾濫する膨大な量の作品群を見て横尾忠則の宇宙を彷徨った。また、サブタイトルの「君のものは僕のもの、僕のものは僕のもの」も考えさせられる点です。

何時も思う事ですが、日本の有名アーティストは、どうしてこうも多作なのだろうか・・・。とにかくエネルギーが尋常でない。尋常でないから有名になるのかな…。

2009年8月8日土曜日

白洲次郎と正子の世界展。


この半月あまり体調が悪い上、仕事も珍しく重なって、ブログも更新出来ない日々でした。…が先日、何とか時間を作り金沢21世紀美術館の[白洲次郎と正子の世界展]を見た。
随分昔、友人より誕生日祝いに[風の男/白洲次郎]をもらった事があり、興味を持っていました。いろんな逸話に彩られた人物だが、その潔ぎ良い生き方に感銘を受けた。まさに快男児。

私のような小心者は、爪のアカを煎じて飲んでも、とても真似の出来るはずもなく、せめて有名な遺言書[葬式無用、戒名不要]の戒名不要ぐらが関の山です。(苦笑)
白洲次郎の常に未来を見つめて行動する姿に、リーダーとしてのあるべき姿を見て、現代の日本国のリーダーにぜひ見習って欲しいと心から願った。